今週もあっという間に終わりました。長期施設でのインターンもあと1週間で終わりです。第1週目は憂鬱な気分になってしまうほどでしたが、慣れてくるとお年寄りが本当にかわいく見えてきました。
今週はベテランの博士課程を持つインド系の指導者につきました。とにかく仕事に追われ、昼食の時間もあまり取れない日々が多かったのですが、よい勉強になりました。
例えば:
- PESノート:以前はSOAPノート(Subjective: 主観的データObjective: 客観的データ Assessment: アセスメントPlan: 計画 )を使用していましたが、現在はPES形式に変わりました。学校ではSOAPノートを中心に、PESは少しだけ習いました。PESはP=Problem (問題), E=Etiology (関連因子、原因、誘因), S=Sign/Symptoms (症状、兆候)と表現します。Problemの後に記入する Etiologyにはrelated to (R/T)とつながるので「~に関連した~」と表現します。例えば褥瘡(じょくそう)、床ずれのステージ3(4段間あり、1が一番軽い)を持っていて、アルブミンの検査値が低い患者さんの場合、Problemは「異常検査値、創傷治療」になり、Etiologyは「褥瘡ステージ3、」、Sign/Symptomは現在の患者さんの容態などを「アルブミン値2.8↓」などを加えて文章にして書きます。
- アセスメントの種類:New Admission(新しい患者用), Annual(年毎), Re-admission(一度退院したが戻ってきた患者用), Quarterly(3ヶ月毎)があります。この記入のほかにCare Plan(ケアプラン:現在の容態をもとにゴールを設定する), Interdisprinary Note(現在の患者の様子を記入)を記入しなくてはなりません。アセスメント内容は身長、体重などの基本的な情報のほかに現在の食事療法、服用しているサプリメント(栄養ドリンクなど)、現在の病気、病歴、服用薬、精神状態(うつ病、アルツハイマー、痴呆)、体重変化、BMI、食事・サプリメントの摂取量、検査値、必要カロリー、たんぱく質、水分の計算。PESの記入、これからの栄養介入、ゴール、コメントなどです。
- MDS方式:MDSとはMinimum Data Setの略で、長期施設のためのケアプラン作成のためのアセスメント手法の一つです。ケアプラン作成上の検討指針であるRAPs (Resident Assessment Protocols)と構成されています。MDS内はケアをしていく上で必要な領域:健康問題、精神面、機能面、感覚・行動面、失禁管理、ケア管理などに分かれています。3ヵ月ごとに医者、医療アシスタント、看護婦、栄養士、ソーシャルワーカー、その他セラピストが記入します。これを行うことによって高齢者1人ひとりの施設内と退院後の生活の質の向上が理解でき、また施設内の管理にも役立ちます。
- Weight Significant Change Note:2階から14階までの患者さんの現体重から1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月前の体重を比較し増減をパーセンテージで表す。増減が激しい患者にはダイエットオーダーを変えたり、「ウィークリー・ウェイト」と言って3~4週間体重を毎日測るオーダーを医者に出します。
- Food Preference Note:患者の食の好みを聞いてフードサービス部に伝える。患者さんによっては朝食、昼食、夕食と食べたいものが決まっていて、時間がかかります。しかも520近く患者がいるので、キッチン内でも混乱する場合があるので、栄養士たちがきちんと伝えても思い通りに食事が出されなかったりすると結構大変。
上記の仕事内容に加えて、ミーティングなどにも参加させていただいているので、毎日8時間近くあっという間に終わってしまいます。今週は最後なのでまだ習っていないことや復習をする予定です。

