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ニューヨークタイムズ主催の本の紹介イベント ‐BRYANT PARK にて‐

 読書の秋ということで、今回はニューヨークタイムズが主催で行った本の紹介イベント “Great Read in the Park” に行ってきました。

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 会場となったマンハッタンの中心にあるBryant Parkには子供向けのイベントが多く開催するための舞台のほかに青、緑、赤、オレンジ、黄色のテントが立てられ、分野に分かれて著者達が集まりパネルディスカッションが行われました。

 本の分野はビジネスに始まり、健康、政治、スポーツ、料理と様々。

 私の目的は青のテントで行われた “Health, Wellness and the Politics of Food” のディスカッションに参加するためでした。パネリストはマリオン・ネッスル-Marion Nestle (ニューヨーク大学大学院名誉教授)、ピーター・シンガー-Peter Singer(プリンストン大学教授)、ジェイミー・バーナード-Jami Bernard (The Incredible Shrinking Critic:75 Pounds And Counting, My Excellent Adventure in Weight Lossの著者)、デビッド・キャンプ‐David Kamp (The United States of Arugula: How We Became a Gourmet Nationの著者)でした。

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 パネリストの本の紹介を含めて“私達が食べたものが体に影響を及ぼすだけではなく、どれだけ世界にも影響を与えているか?”という内容がディスカッションされました。

 パネリストについて簡単に紹介させていただきます。

 マリオン・ネッスルは栄養学の世界ではとても有名な方でこれまでに多くの食の安全本を出版されています。ニューヨーク大学院のフードスタディはコロンビア大学とは少し異なり、同じフードでもビジネス戦略などが学べ、将来、食関連ビジネスをする人には良さそうです。私も来年ニューヨーク大学院でネッスル先生の授業を来年取りたいなと思っています。ネッスル先生の数ある本の中で翻訳されているのが「フードポリティクス‐肥満社会と食品産業」。興味のある方、読んでみてください。今回のイベントでは先生の新書「What to Eat」が紹介されました。

 ピーター・シンガーはプリンストン大学の生命倫理学研究者。彼の著書“The Way We Eat: Why Our Food Choices Matter”では私達、消費者から見えない米国食品業界について触れています。

 デビッド・キャンプ著の“The United States of Arugula: How We Became a Gourmet Nation”には食の変遷が私達の食生活、ダイエットにどのような影響を与えているかが書かれています。詳しくは彼のウエブサイトに載っていますhttp://www.davidkamp.com/(英語)。ディスカッションの中でデビッドは本のサブタイトルになっている“a Gourmet Nation”の「グルメ」という言葉だけはつけたくなかったと主張していました。出版社から「グルメ」をつければもっと人々を惹きつけることができるのでつけて欲しいと説得されたので勘違いしないでほしいと言っていました。

 そして最後に紹介するパネリストは“The Incredible Shrinking Critic:75 Pounds And Counting, My Excellent Adventure in Weight Loss”の著書ジェイミー・バーナードです。彼女の演説?には興味を惹かれました。正直,私はダイエット体験記に興味がないのですが、彼女に説得されたり、励まされたりしたらがんばってダイエットしてしまうかもと思ったくらい魅力を持った方でした。彼女もウエブサイトを持っています。http://www.jamibernard.com/(英語)。

 ジェイミーの幼少はとても細くダイエットとは縁のない生活をしていたそうですが、気づいたときには超肥満・・・しかも乳がんまで見つかってしまい、食の大切さに気づきダイエットを始めたそうです。先ほど紹介したネッスル先生の本を読んだり、彼女なりに努力をし、減量に成功したそうです。でもまだダイエットは実行中とか。

「何が大事ってとにかく無理をしないこと。食べたい時には我慢しないで食べる。自分をコントロールできるようになれるのが大事!」

納得・・・でした。

 英語でも日本語でも読みたい本がたくさんあるのに、時間がありません・・・今学期が終わってからまとめて読むことになりそう・・・。これからも食・健康関連の本を紹介していきたいなと思います。

 ちなみにこのディスカッションに参加していた人は50代以上の人がほとんどでした。将来の地球環境、食の安全性の問題を心配し、多くの質問を投げかけてくれてました。若者の参加者が少なかったのが残念でした。若い私達が食について理解を深め、伝統を大事にし、地球を守っていかなくてはならないのに・・・。

 ニューヨークに住んでいると、ちょっとした小さなイベントでも気軽に参加でき、楽しめるのがうれしいです。
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2006年10月15日 23:44に投稿されたエントリーのページです。

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