栄養教育健康行動変容のための戦略のクラスもいよいよ後半に入ります。
前半は教科書に沿って、栄養教育実践に必要な倫理モデルや心理学、哲学について深く学びました。毎週これらを学ぶ前に多量のリーディングをして自分なりに意見をまとめて書いて提出しなければならず、時間と能力を使いましたが栄養教育プログラムを確実に1つ1つ行うにはとても大切なことだと実感しました。
後半は2人組になってニューヨーク市内にある学校や老人ホームなどの施設に行き、実際に栄養教育を行います。私は友達のローレンと一緒にコロンビア大学から比較的近い公立校で栄養教育プログラムを実施することになりました。
私達のプログラムの対象は5歳児の男女6人です。ローレンと子供達に提供するプログラムについて色々考えました。この年齢の子供達に関連する栄養・食の問題は何か?まず一般的に考えられる子供達の栄養的な問題を挙げてみました。
①食品の好き嫌い‐栄養過多又は栄養不足(野菜不足、炭水化物の取り過ぎ)
②肥満児-栄養過多か栄養不足
(太っていても栄養になる食べ物を食べていない①と同じく野菜不足、脂肪や炭水化物の取り過ぎ)
③虫歯
④骨の成長
といった点が挙げられ、次に朝食、昼食、おやつ、夕食のどれに重点を置いて栄養教育を行うかを考えました。昼食はお弁当を持ってくる子と学校のカフェテリアで食べる子がいて正確なデーターを出しにくい、5歳児の朝食と夕食について調べるには親の協力も必要となるので今回のプログラムには適さない、ということで残ったのはおやつに関して。おやつに関する事なら子供達から正直な意見を聞けるので子供達の知識と行動変容を現在とプログラム終了後で比較し易いという事で意見がまとまりました。
次に考えたのは子供達の好きなのお菓子の傾向、普段食べているであろうお菓子について、それらのお菓子が子供達の健康問題の原因になっているか。
①脂肪分、砂糖を多く含む食品(クッキー、ポテトチップスなど)‐肥満や糖尿病の原因になる
②砂糖を多く取りすぎると虫歯になる。骨の成長にも支障をきたす
③加工品、スナック菓子には多くの添加物が含まれる‐味覚障害等の潜在的問題
これらをまとめて実際に子供達にインタービュー“Needs Assessment”(子供達に何が必要か査定をするため)をしてきました。その状況を次回お知らせします。