前回の栄養教育プログラム実践学習「全粒穀物について学ぼう!」の2回目のレッスン「Cook Your Grains!」「全粒穀物を使って料理をしよう」をご紹介します。
まず前回の講義中心の授業のおさらいから。子供達に全粒穀物についての全粒穀物とは何か?どんな食品に含まれているか等の質問をしました。思っていたより良い答えが返ってきたので今回のレッスンにスムーズに移ることができました。
次に全粒穀物を使って実際に料理をしました。レシピはオートミールチョコチップクッキーでした。材料1つ1つに説明、質問(どれが全粒穀物?どれが脂肪?どれが乳製品?)をしながら生地を作っていきました。
クッキーを焼いている間にCheeriosというドーナッツ型をした全粒穀物シリアルでネックレスとブレスレットを作りました。子供達にとってシリアルを糸に通すのが意外と難しかったようでしたが途中で飽きてやめる事なく、「手伝って~!」と私たちに助けを求めながらも仕上げてくれました。
クッキーが焼きあがり、試食の時間。子供達はクッキーを見ると自分達で作ったんだ!と喜んでいましたが、ネックレスとブレスレットを作りながらシリアルを食べていたのでお腹がいっぱいになってしまったらしくなかなか手をつけようとしませんでしたが、食べ始めるとおいしいと言いながら食べてくれました。
クッキーを試食している間に1回目のレッスンで行ったテストをもう一度、レッスン後に行い、どれくらい全粒穀物について知識が身についたか試験をしました。質問内容は前テストと同じ。絵と具体的な説明を含んだ質問に答えてもらう。答えはスマイルフェイス、悲しい顔、困り顔の札から判断してもらいました。結果は前テストよりも良く、たった2回のレッスンだけでも効果が表れるのだと思いました。
最後に子供達に全粒穀物レッスン終了証書を渡しました。一人一人、証書に書いてある内容に同意をするともらえます。内容は「もっと全粒穀物を食べる」「お母さんやお父さんに全粒穀物を買うように薦める」「スーパーマーケットに行った時には全粒穀物を探す」です。子供達はCheeriosネックレスとブレスレット、クッキー、証書を嬉しそうに持ち帰りました。
無事に2回のレッスンが終わりましたが、予期しない事が次々起こるので本当に余裕を持った準備は大切だということ、時間配分をきちんとすることをとても実感しました。5歳の子供達に全粒穀物について教えるということはとてもチャレンジな事だったと思いました。
しかし効果が出ている!と感じた日がありました。それは以前に紹介したパム先生の2人の息子のうちの弟のギャリソンは今回の全粒穀物レッスンの参加者の1人でした。先生の息子達をベビーシッターをしている時にクリスマスも近かったのでもちろん全粒粉を使ってクッキーを作ることにしました。その時に全粒粉と小麦粉を並べて、こっちは「全粒粉よ」と言うと、ギャリソンはとても喜んで全粒穀物とは何かと説明をし始めました。とてもうれしかったです。
パム先生曰く、レッスンの次の日の朝食でギャリソンはシリアルの箱の全粒穀物の絵を探して、家族に説明をしていたそうです。
小さい時に栄養・食について教えるということは大事なのことなんだとつくづく感じました。
このクラスの最後2回はクラスメートがそれぞれ行ったプログラムを紹介しました。クラスメートが教えた参加者の対象は私達の5歳児から、小学生、中高生、妊婦、エイズ患者、老人でした。皆それぞれユニークなアイディアを持ってこのレッスンに取り組んだのだとつくづく実感しました。そしてこれからの参考にもなりました。今回の2レッスンに必要とした課題はニーズアセスメント、レッスンプラン(表にしたものと台本形式)、レッスンで使用した配布物、前テストと後テストの結果、レッスンを合理化させるための論文でした。大変でしたが、楽しくよい経験もできたのでよかったです。