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2007年03月 アーカイブ

2007年03月01日

フード・スタンプ・チャレンジ ~Food Stamp Challenge~

 今回は以前にお伝えした地域栄養論の課題“The Food Stamp Challenge-フードスタンプチャレンジ”の結果報告です。この課題はアメリカ政府からの無収入・低所得者層への栄養補助プログラムの“Food Stamp Program”を実際に体験することです。食費$35.47(3600円位)で1週間を過ごした後、7日間分の食費の計算、実際に摂取した食品の記述と栄養計算、そして貧困層やアメリカの食糧事情について書かれた論文や新聞記事を読み、その感想と自分の体験談を書いて提出しなくてはなりません。

 今回のチャレンジ前に考えた事、工夫した点を挙げると;

・学期中のため忙しくても1日約$5ドルまでの出費範囲でお腹を満たすにはお腹の空き具合に合わせてカフェやお店に行けないので料理に時間を費やさなくてはならない

・栄養バランスの重要性、夜中まで勉強をしなくてはならないので、空腹すぎては集中力が持たないのでなるべくお腹にたまる物を食べたい

ストレス発散のために料理をするくらい好きなのですが、本当に忙しくて時間がありません。でも今回を機にまた料理の重要性を感じました。

チャレンジ1日前‐買い物‐
 ざっと1週間分のレシピを考え、自宅にある調味料やお茶などをざっと計算し、近所のスーパーマーケットに行きました。ポイントは$35.47“しか使えない”と考えず、$35.47“も使える”と考えて買い物をした事です、気分が違います。購入したものは有機栽培玄米、ブロッコリー、ケール(葉類の一種)、トマト、玉ねぎ、キャベツ、ニンジン、レタス等。カリフラワーなど他の野菜にも惹かれましたが少々値段が高めだったので諦めました。次にファーマーズマーケット(農家から直接買う)に行き、りんごを7つ購入。自宅にある食料品を1週間分で計算し、購入したものを合計したらぎりぎりの$35.32でした。

作り置きメニュー
 朝食用のバナナマフィン、1週間分のキャベツの酢漬け(サワークラウトと言いたいところですが発酵させる時間がないので)、味噌をベースにした野菜のスープ5回分、豆腐のハンバーグ3回分を作り、スープとハンバーグは冷凍しました。

メニュー
 朝食‐全粒粉のトースト1枚にゴマペースト又はバナナマフィン1個、キウイかりんご、紅茶
 昼食‐サンドイッチ、パスタ、ご飯類
 おやつ-フルーツ(りんご又はキウイ)、バナナマフィン(もし朝食に食べなかったら)プレッツェル(ドイツが由来のパンをスナックにしたもの)、レーズンやナッツを少しずつ7日間振り分けて。
 夕食‐パスタ類やご飯類

 上記のメニューに1週間分の野菜を組み合わせました。例えばパスタにレタス、トマト、ツナを混ぜてサラダ風にしたり。

 チャレンジ3日目までは料理や計算をしながら1食1食を楽しんでいましたが、4日目に入ると空腹に耐えられなくなる状態に陥る事が日に数回起こるようになりました。1口食べ始めると気持ちが落ち着いて美味しく頂く事ができ、感謝しなくてはと思うのですが、食べるまでは同じ様な食事の内容を思い出しは「違うものを食べたい・・・」など思ってしまう事もありました。メニューには載せてませんが、玄米に味噌スープなどの生活に飽きてしまった最終日はバナナマフィンを作った時に残った全粒粉と小麦粉でホットケーキを昼食用に作りました。夕食は脂っこいものが食べたくなり、ケールや玉ねぎの残りを細かく刻み、少量の醤油やスパイスで味付けをして天ぷらを作りました。ちなみに7日後に実際に使った食材の金額は$35.16でした。

 学期中なので頭を常に使っている状態+忙しいスケジュールにこの7日間の食生活は体力・精神的に辛く、6日目には勉強する気力と集中力がなくなりました。一般的にお腹が空くとイライラするということは言われていますが、本当に耐えられないようなイライラに襲われたり(これはまだ理性が残っていたので人に当たらず済みましたが)、食べ物の夢を何回も見ました。精神状態は確実に悪かったと思います。

 低所得者層の人達の高脂肪食品や炭水化物(単糖類)食品を多く摂取しがちである事は常に問題になっていますが、こういった食品は安価で一時的に満腹感を得られるため摂取量が多くなる理由がわかります。このような食生活は糖尿病などの疾病や肥満につながる原因と言われているので栄養教育の重要さも同時に感じました。例えばパンを買う時に白いパン(精白された小麦粉)よりも茶色のパン(全粒粉)の方が50‐70セント(60円)高くても健康によく、健康でいられれば高額な医療費の減少にもつながるということを少しづつでいいので低所得者層の人が理解できるようになれるようにがんばって勉強し助けたいと思いました。

 このフードスタンププログラムの受給者の多くは所謂シングルマザーと言われる女性達。仕事も家事も子供の面倒も全て1人でしなくてはなりません。私は7日間の経験のみでしたが、彼らは1ヶ月、半年・・・と続けなくてはならない事を考えると、忙しすぎて健康の事はたとえ頭の片隅にあったとしても、実際に実行する余裕がないのではないかとも思いました。

 もう1つ、この経験を通して思ったことは、バランスのよい食生活を送るための目安として用いられるフードガイドピラミッド(米国:http://www.mypyramid.gov/)に沿った食生活をする事は困難だと言う事。例えば私の年齢、身長、体重を基準としたバランスのとれた1日の理想の食生活は穀物類180gカップ、野菜2.5カップ、果物1.5カップ、乳製品3カップ、肉・魚・豆類約180gを摂取しなくてはなりません。今回のチャレンジではなるべくバランスのとれた食生活を心がけてメニュー作りをしましたが、この理想的な食生活にはほど遠いものがありました。こういった問題も含めて政府や健康に関わるフィールドに人達と消費者を交えた話し合いが必要なのではないかと思います。

 今回の7日間のチャレンジは本当によい経験でした。課題となっていて、提出物があったのでできたのかもしれません。チャレンジ後の次の日にスーパーマーケットに行って、好きなもの、食べたいものを食べれる生活を送れることに感謝の気持ちでいっぱいになりました。人によっては1週間3600円くらいあれば食費として十分だという方もいるかと思いますが、正直、穀物、野菜、肉、魚、豆類をバランスよく料理して食べるのは難しいと思います。またこのチャレンジによって簡単な料理方法をや楽しさを伝えたい思います。

*写真は貴重な味噌スープ1カップ分($1.47=160円位)

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2007年03月08日

久々マクロビオティック 

 マクロビオティック食事法がここ数年流行っていますね。私がマクロビオティックに出会ったのは1993年ごろ。体調を崩したのをきっかけに親友のお母様を通して知りました。当時マクロビオティックを知っている人は周囲にあまりいませんでした。大学入学とほぼ同時にマクロビオティックの料理教室に通い始め、また大学卒業と同時に料理教室で師範科を終わらせました。大学では西洋栄養学も学んでいたので、陰と陽バランスVSカロリー計算のどちらに合わせて食生活を送ればよいか悩んだ時期もありました。

マクロビオティック食事法の基本は

‐身土不二:その土地で採れた物を季節に合わせて

‐一物全体:精白されたものではないもの、野菜等はなるべく皮を剥かずまるごと頂く

‐陰と陽のバランスを考えて:食物は陰と陽の性質を持ち合わせています。体を冷やす食べ物は陰に、暖める食べ物は陽に分類されます。トマトを食べる機会が多いのは夏ですよね、でも塩(陽性)をふっていただくのは陰と陽を中庸にもっていくため。体には常に中庸のものを入れてあげるとよい。

‐長期・天然醸造の調味量を使う:ミネラル含量が高い

 他には日本の主食、穀物を多く取る(全体の50-60%)、野菜は(20-30%)、豆類・海藻類(5-10%)、魚介類は脂肪の少ないもの、まるごと食べれる小魚など。よく噛んで頂くこと、これはマクロビオティック食事法に限らず大切ですね。

 1年間まじめにマクロビオティックダイエットを実践しました。体調を崩していたということもあり、動物性、乳製品、砂糖類(甘味はドライフルーツから取る)、酒一切なしというとても厳格なものでした。現在は時々体調が優れない時に取り入れる程度です。今の私の食生活は体が喜ぶもの、楽しむことが基本、お酒を飲みたいときには飲む、大好きなダークチョコレートが食べたいときには食べるなど・・・そして運動です。

 しかし現在のスケジュールではなかなか食生活を楽しむ余裕を持てないのが現状です。学校が忙しく、フィールドワーク等もあるので慢性疲労の状態が続いています。先週ついに体が悲鳴をあげたため、久々にマクロビオティック的な夕食を食べようと思い、野菜を買い込んで玄米を炊きました。アメリカでマクロビオティックをするには金銭的余裕がないと難しいと思いました。先日お伝えしたFood Stamp Challengeを実践しているときにも思ったのですが、オーガニックの玄米は日本より安いのですが、調味料(天然醸造の物は日本でも高価です)や一物全体を守るなら、安全を考えてオーガニックの野菜や果物を購入すると、食費はかなり高くなります。以前は体調を崩すよりは高価でも購入して健康を維持した方がいいと思っていました。現在もその方がいいとは思いながらも、低所得者層の人達と関わる機会が多いので、自分がどんなに恵まれているかなど考えると、複雑な心境になってしまいます。

 話はもとに戻りますが、先週に買い込んだ野菜と玄米で春の混ぜご飯を作りました。マクロビオティックを意識しながらと思っていたのですが、完璧にはできませんでした。 

 紫にんじん、かぶの間引き菜、マッシュルームを玄米と日本から持参したはと麦に混ぜて味付けは塩と醤油で炊きました。黒すりごまを振っていただきました。紫ニンジンがご飯の色をピンクに染めてくれたので、お雛様パーティにもちょうど良いかもしれないです。ご飯よりも見栄えがよくないので、写真は撮らなかったのですが、残り物のケール(緑の葉っぱ)とえびの炒め物を天ぷらのように揚げたもの、豆腐のお吸い物をつくりました。マクロビオティック的なお料理とは言いながらも、陰と陽のバランスを考えずに作ってしまいました。久しぶりにお腹も気分も満足しました。

 私の体は食べ物に敏感に反応しやすいとよく言われるのですが、次の日の体調と肌の調子がとてもよかったのには自分でも驚きました。食事の大切さを久々に身に沁みました。

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2007年03月09日

フィールドワーク@Yorkville Common Pantry① 

 またまた地域栄養論のクラスの課題から・・・。前回のFood stamp challengeでもお話したようにこのクラスでは貧困、ワーキングプア、農業に重点を置いて学んでいます。今月から2人1組になって40時間のフィールドワーク(ボランティア活動)を行うことになりました。派遣先は希望を出すのですが、第1希望に派遣されるとは限りません。

 私の第1希望は学校給食関連の団体でのボランティアでしたが、決まったのは第2希望だったヨ-クヴィレ・フード・パントリ-Yorkville Food Pantry(YCP)という団体です。今までは実習となると子供達と関わることが多かったので違った経験ができそうなので楽しみです。

 ところで、フードパントリーは低所得者層やホームレスの人達ために食料を無料で配布する所です。マンハッタンにはいくつかこのようなフードパントリーがあります。私が派遣されたYCPパントリーはマンハッタンの東上、イーストハーレムにあります。イーストハーレムは西側のウェストハーレムよりも低所得者層が多く住みます。

 私の派遣先のYCPは1981年にマンハッタンの東側地域のキリスト教会、ユダヤ教堂とボードメンバーのサポートによって貧困撲滅、個人の自立を目的として設立されました。YCPでは1年で約1,250,000食分を無料で配布しています。

 YCPの食料はどこから来るのか?

 主にフードバンク・ニューヨークシティ‐Food Bank For New York Cityです。フードバンクは米国セカンドハーベストのメンバーです。ニューヨーク市のフードバンクは製造業者、卸売業者、小売業者、政府等からの食料を寄付してもらい、それをフードパントリーなどの団体に配布します。フードバンクは1日に250,000食以上をお腹を空かせたニューヨーカー(特に女性と子供、老人、障害者、ワーキングプア)に配布しています。

 YCPの食料配布の日程は?

 木曜朝10時から1時半、金曜12時から3時、土曜朝10時から1時半です。緊急パントリーもあります。これは朝8時半から夜中までYCPに登録していないホームレスがお腹を満すことができるように窓口をオープンしています。

 YCPのメンバーになるには?

 食料配布の受給者になるには家族の人数、仕事の有無、給料、ソーシャルセキュリティナンバー(社会保障番号)などを証明してメンバーにならなくてはなりません。前回紹介したFood Stamp Programより厳しい審査はないので比較的簡単にメンバーになることができます。緊急パントリーの場合はメンバーでなくても食料を受け取る事ができます。緊急パントリーを1回利用すると仮のメンバーカードが渡され、次回からは申請をしなくてはなりません。また、緊急パントリーでは箱や缶の食料ではなくボランティアによって作られたピーナッツバターとジャムのサンドイッチと牛乳等が配布されます。

 メンバーになるとYCPのコンピューターに個人情報が入力され、食料を受け取りに来た日にちなども全て入力されます。受給者は上記の期間(木曜から土曜)の好きな時に来ても食料配布はなく、曜日と時間が指定されます。例えばAさんは木曜の朝10時から11時の間、Bさんは金曜の12時から1時の間にというように。

 どんな食料が配布されるのか?

 数種類のシリアル、脂肪分1%の牛乳又はアーモンドミルク(乳糖不耐症の人ため)、ジュース類(100%や他)、缶スープ、野菜の缶詰(ニンジン、グリーンピース、ジャガイモ、インゲン、コーンなど)、果物の缶詰(洋ナシ、みかんなど)、ピーナッツバター、パスタや米、ラーメンなどの乾物類、マヨネーズや油、クラッカーやクッキー、パン類。野菜はジャガイモやニンジンなど。YCPは新築建物に移る前で、現在の建物は仮のため大きな食料を貯蔵できる冷蔵庫がないため、新鮮な野菜が届いても保存できないので、現在配布できる野菜は腐りにくいもののみ。

 どのように配布されるのか?

 毎週火曜日に食料が届きます。それをボランティアの人達が集まり家族の人数によって食料の数が決まり、袋詰めをしていきます。写真に写っているスマイルマークの袋と袋詰めされた野菜、スマイルマークの袋には食料が入っています。この日の野菜はジャガイモ、ニンジン、トマトでした。トマトは腐りやすいので早い時間の人達に優先的に配りました。

 受給者の人達は入り口でカードを受付に提出し、名前が呼ばれるまで待ちます。早い人は30分も前から並んで待っています。1日約3回の配給時間がありますが、1回の配給人数は100人を超します。

 私の主な仕事は食料を配布する事ですが、立ちっぱなし、大声を張り上げなくてはならない、スペイン語まじりの英語を聞いて理解しなくてはならないので正直とても体力を消耗します。しかし様々な境遇の人達と接することができて嬉しいです。40時間の間にパートナーのクラスメートと受給者のためのクッキングクラスや栄養教育のワークショップをすることになりました。また次回から新しい配布システムを導入するということなので、その様子についてもお知らせしたいと思います。

*写真:英語とスペイン語で書かれたYCPのポスター&配布食料

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日本のセカンドハーベストのウェブサイト:http://www.secondharvestjapan.org/index.php/eng_home
Food Bank New York City
http://www.foodbanknyc.org/index.cfm?objectid=D8A53E0D-C09F-0662-D2822856266C59A2

2007年03月12日

フィールドワーク@Yorkville Common Pantry②   

 前回ご紹介した地域栄養論の課題の1つ、ヨ-クヴィレ・フード・パントリ-Yorkville Food Pantry(YCP)での40時間のフィールドワーク(ボランティア活動)の続きをご紹介します。

 ここのパントリーの従来の食糧配給方法はボランティアが事前に食料を家族の人数分袋詰めして配るのですが、最近新しい食糧配給システムを試験的に行いました。新しいシステムとは受給者がパントリーの方から渡された食料品リストに沿って棚から自ら食料を手に取り、袋に入れていきます。食料品リストはMenu 1(家族1‐2人用),2(家族3-4人用),3(5-6人用)の3種類に分かれていて、英語版とスペイン語版があります。家族1-2人分のMenu1を例にあげてみると;

•ジュース: 小さなボトル3つ
•シリアル: 1箱
•ミルクシェイク(オレンジ味): 2缶
•牛乳(脂肪1%)小さなパック3つ又はアーモンドミルク大1パック
•野菜の缶詰: 2缶‐ニンジン、グリーンピース、コーン、ミックスベジタブル、インゲン、ジャガイモなどから選べる
•ひよこ豆缶詰: 2缶
•果物の缶詰: 1缶(300g~400g)‐オレンジ又は洋ナシ
•鮭の缶詰2缶又はツナの缶詰3缶
•スパゲティーソース: 1ビン(680g)
•スパゲティ又はマカロニ: 1袋500g
•野菜:1袋‐トマト、ジャガイモ、又はニンジン
•ベーグル(パン): 1バッグ(5-6個)
•4雑品‐マヨネーズ大1ビンと油大1ビンは4雑品に辺る。他にグラノーラバーやカップラーメン(インスタントラーメン)は1つ1雑品、チョコレートクッキー1箱は2雑品と換算される。マヨネーズ又は油を選べば4雑品分なので他のものは選べない。もしカップラーメン2袋を選んだらグラノーラバー2つ又はクッキー1箱が選べる。

 受給者は食料を袋に入れ終わると、ボランティアや働いている係りの人からきちんと数通り受け取ったか、指定された食料か(Menuによって受け取れる食料が違うため)どうかチェックを受けます。

 受給者の中には字が読めない、計算ができない、どの食料品だか理解できないなどという人も多くいるので、ボランティアの私達と一緒に食料を1つ1つ入れていかなければなりません。英語が話せずスペイン語のみの受給者も多いので、ジェスチャーや簡単なスペイン語を使ったり、声を張り上げたりと数時間のボランティアとは言えども体力を必要とします。

 実際に一緒に食品を選んでいると、どんな食生活をしているのか見えてきました。リストに野菜の缶詰や野菜と書いてあっても食べないのでいらないと言う人、野菜の缶詰の選択がいくつかあってもコーンのみを選択、パスタをゆでて塩と油だけが好きな人など。ひよこ豆の缶詰を嫌う人が特に多かったです。理由はどのように食べていいかわからないとのことだったのでサラダにしたり、ゆでたパスタと炒めたりしたらどう?などのアドバイスをしてみました。

 新しいシステムは時間がかかるので、袋詰めされた食料を貰うだけの方が簡単で早いため、文句を言う人も多くいました。しかしほとんどの人が一生懸命Menuを読み理解しようとしていたので、とても嬉しくなりました。時間のかかるシステムですが、食料品や調理方法の説明など受給者の人達とコミュニケーションが取れる、食料品を実際に目で見て手に取る事ができるので、このシステムの方が受給者の食生活や自立した生活の向上につながるのではないかと思います。

 新しいシステムが導入されなくても、受給者の喜んで食料を持って帰る姿をみると、とても微笑ましいです。フードパントリーの役割はとても大きいと思います。これからまだまだボランティア活動が続くので新しい発見や出会いが待ち受けていると思うと楽しみです。

*写真Menu(英語版&スペイン語版)、食料配布開始時間を待つ受給者の人達。一時間の配給時間の間に100人以上が訪れます。

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2007年03月15日

プエルトリカン・フード ~Foods from Puerto Rico~

 1週間の春休みを利用して3泊4日でプエルトリコに行ってきました。プエルトリコは大アンティル諸島に含まれるジャマイカ、キューバ、ドミニカ共和国などの島々の1つ。首都はSan Juan(サン・ファン)です。私の目的はボディボードだったので、首都には行かず、プエルトリコの北西に位置するサーフィンのメッカ、リンコン(Rincon)に滞在しました。今回の旅行はボディボードが主でしたが、その土地の食べ物を頂くのも楽しみの一つ、プエルトリコ料理(カリビアン料理)も楽しんできました。

 カリビアン料理は島によってちょっとづつ違います。プエルトリコ出身のクラスメートがプエルトリコの人は隣のドミニカ共和国よりシーフードをよく食べるそうで、特に蛸とロブスターは美味しいと教えてくれました。次に実際に私が頂いた料理を紹介します。

•Empanadilla(エンパナディーラ):大きな揚げ餃子のようなパイ。中身は鶏や牛肉、魚のミンチです。私は干し鱈に味付けしたものを頂きました。

•Asopao(アソパオ):カリビアン風雑炊。トマトソースベースの酸味のあるスープにオリーブ、玉ねぎ、ピーマン、米が煮込まれています。鶏が主だそうですが、私はえびとロブスターを注文しました。

•Arros con Habituera(アロス・コン・アビチュラ):ご飯と豆のシチュー。Asopaoの付け合せとしてついてきました。

•Mofongo Relleno Mariscos(モフォンゴ・レレノ・マリコス):プランテン(Plantain)という青バナナを揚げてマッシュしたものに塩やガーリックで味付けをしてまた揚げたものをシーフードなどの入ったソースを詰め物にして食べます。私はたこ(Pulpo)の入ったソースを詰め物にしていただきました。ソースはAsopaoと似ています。

•Longosta Salad(ロブスターのサラダ):ゆでたロブスターを紫キャベツやニンジンの千切りとドレッシングで和えたもの。

•Tostones(トストーネス):プランテン(Plantain)、青バナナをつぶして揚げたもの。サウザンアイランドドレッシングのようなソースをかけていただきました。

•Plantain Chips:プランテンを薄くスライスし揚げたもの。BBQソースや塩と一緒にいただきます。どこのレストランに行ってもお通しとしてよく出てきました。

 熱帯地方の主食とも言われる青バナナ(Plantain)はバナナより糖質量が少なく、青いままだと硬く、でんぷん量を多く含み、ジャガイモやサツマイモと同じような食感があります。熟したものはやや甘みがあり、スライスしてソテーなどにします。トストーネス(Tostones)を食べた時はサツマイモの天ぷらを思い出しました。プランテンチップスもポテトチップスよりはサツマイモチップスに近い感触でした。

プランテン1本(179.0g)の栄養価は?

カロリー:218Kcals、総脂肪:0.7g、コレステロール:0mg、塩分:7mg
総炭水化物:57.1g、たんぱく質:2.3g、ビタミンA:40%、ビタミンC:55%
他にビタミンB6も豊富に含まれているので低脂肪、コレステロールゼロの栄養的には理想的な食物ですね。 
http://www.calorie-count.com/calories/item/9277.html

 私も一緒に行った韓国人の友達もカリビアン料理を楽しんでいたのですが、揚げ物が多いので、最終日の夕食時にはサラダのようなさっぱりしたものが食べたくなり、レストランを探しましたが、結局グリーンサラダには出会えず、オイルたっぷりのロブスターサラダを食べることになりました。

 カリビアン・プエルトリコ料理の特徴は全体的に油を使った料理が多く、塩分がとてもきついこと。日本食も塩分や多いと言われますが、違う濃さの塩味でした。現地の人の肥満や糖尿病に疾患率が高いと言われているのもわかるような気がします。

 ニューヨークにもプエルトリカン地区があり、以前カリビアン料理を頂いたときには塩分が気にならなかったので、実際に現地で食べる料理の味付けは少し違うのではないかなと思います。プエルトリコは湿気の多いので塩分量を多くするなど・・・。今度は自分でプランテンを料理してみようと思います。

*写真はEmpanadilla(パイ), Asopao(雑炊)と付け合せの Arros con Habituera(ご飯と豆シチュー)とPlantain chips(青バナナのチップス)、プランテンを料理してみようと購入してみました。

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2007年03月17日

日焼した肌のケアにはビタミンC 

 プエルトリコでの日焼けがひどく、アフターケアあれこれ試しています。赤道に近いプエルトリコの日差しを甘くみてはいけないと深く反省。SPF45の日焼け止めを使ったのですが、それでもやけど状態になってしまいました。

 腕と足の腫れをひくためにアロエ配合のジェルを使用し、お医者さんから処方された1%Silver Sulfadiazine Creamを塗っています。このクリームは火傷の後に使用されるもので効き目があるのかはまだわかりません。その他に気を使っているのはいつもよりビタミンC摂取を心がけるなど、食べ物にも気を使っています。

 日焼けにはビタミンCと言われていますが、ビタミンEやAも一緒に摂ると効果がもっと上がると言われています。私のここ数日の食生活はビタミンが中心です。天然ビタミンを摂るのが一番だと思いますが、今はサプリメントも利用しています。

・Alacer Corp. Emergen-C:で販売される風邪の引き始めや調子が悪い時に飲むのですが、
日焼けのお手入れ中の現在は毎朝飲んでいます。
私が飲んでいるのはEmergen-C Lite with MSM 1000 mg

・りんご1個:果物は必ず毎日食べるようにしています。キウイやバナナも欠かせません。

・レーズン:ビタミンCというよりは鉄分補給のため。

・レモン水:運動前後によく飲むのですが、日焼け肌のために小まめに摂取。

・ブロッコリーなどの緑野菜:温野菜にしてゴマペーストで作ったドレッシングと一緒に。

・なぜゴマドレッシングか?:ゴマは肝臓の働きを助けます。肝・腎系が弱いためそばかすが
できやすいと小さい頃から言われていたのを思い出して、ゴマを使うように。

・マクロビオティック的デザート:マフィン、スコーン、クッキーなどが大好きなので、今はなるべく
しみ、そばかすをこれ以上増やさないために白砂糖を控えたお菓子を作るようにしています。
レモンやしょうがを使ってマフィンを作りました。

・アボガド・チーズ・トマト:ビタミンE・A・C(リコピンも)この3つの食材でサンドイッチやサラダを作ります。
 
 Emergen-Cについて少し紹介します。Alacer 社のEmergen-Cは私が飲んでいるLite with MSM以外にレモン‐ライム、トロピカル、タンジェリン(オレンジの一種)、クランベリー、クランベリー又はランジェリン‐グルコサミン&コンドロイチン(骨粗鬆症予防)、レモン‐コーラ、栄養コーヒー(コーヒー味)、ラズべリー・・・・など他にも数種類あります。私が飲んでいるのはカロリーがゼロですが、他の種類は10‐25カロリーほどあります。

~Emergen-C Lite with MSMの1袋5g中に含まれている栄養素で特に多いもの~

・ビタミンC:1000mg(2000カロリー摂取する人のビタミンCの1111%)
・ビタミンB12:25mcg(2000カロリー摂取する人のビタミンB12の416%)
・ビタミンB3:10mg(2000カロリー摂取する人のビタミンB3の50%)

 ビタミンC1000mgは摂りすぎではないのかなと思いましたが、水溶性ビタミンなので問題はなさそうです。初めてEmergen-Cを試したのは風邪を引きそうで、体のだるさが取れなかった時でした。半信半疑で飲んでみると、体がすっきりし風邪をひかずにすみました。それから日々の生活には欠かせなくなりました。お値段は5gのパッケージが36パック入って約1000円位。お店によっては1600円位で売っているところもありますが、私はTrader Joe’sやFair wayというスーパーマーケットで安く買っています。

 他の味をいつかは試したいと思うのですが、レモン味の方がビタミンCを摂っているという感じがするので、なかなか他の味への冒険ができません。

 今の私には特にビタミンC摂取が必要なのがわかるほど、体が欲するものがレモンやかんきつ類なので、体というのは正直だなと感心してしまいます。

 ビタミン摂取の効果がお肌に出てくれるといいのですが・・・・

*写真はEmergen-Cと火傷用クリームです。

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2007年03月19日

日焼した肌のケアにはビタミンC 続編 "マクロビオティック的デザート"

 ここ数日、日焼け後ケアのために食事に気を使っています。こんなに日焼け後のケアにこだわるようになったのは年齢を考えなくてはならないからでしょうか?前回もお話しましたが、ビタミンCを積極的に摂るようにしています。ビタミンEも欠かせません。昨夜の献立もビタミンCとEがたっぷり、Bも多く含む玄米も:

・納豆とアボガドどんぶり ‐ 納豆とアボガドにレモン汁、醤油、わさびを混ぜ、最後にいりゴマをかけて暖かい玄米にかけたもの
・お吸い物 ‐ わかめと卵
・キャベツの酢の物

 そして久々にマクロビオティック的‐白砂糖、バターなし&ビタミンCたっぷりのおやつを作りました。混ぜてオーブンに入れるだけの簡単なもの。「ミックスベリー・バー」です。オートミールを混ぜた生地の間にミックスベリージャムを挟んで焼いたもの。ミックスベリー(ラズベリーとブルーベリー)をりんごジュースで煮るために購入したのですが・・・生で食べた方がおいしかったのでそのまま食べてしまい、砂糖なしのミックスベリージャムを購入しました。

~ミックスベリー・バー~

・全粒粉&薄力粉
・オートミール
・塩
・オリーブオイル
・メイプルシロップ
・りんごジュース
・レモン汁&しょうがの絞り汁
・レモン皮のすりおろし&しょうがすりおろし
・ミックスベリージャム

1.メイプルシロップ・りんごジュース・レモン汁・しょうが汁を混ぜて火にかけて濃縮させる。

2.全粒粉と薄力粉に塩と軽く炒ったオートミールを加える。

3.2にオリーブを加え、手で粉と馴染ませる(さらさらになるまで)。

4.3にレモンの皮としょうがのすりおろしを加える。

5.4に1のシロップを少しづつ加えて手でまとまる固さにする。

6.油を塗った方に生地の半分を敷き、その上に1㎝弱の厚さにミックスベリー ジャムを敷き、その上から残りの生地をのせて平らにする。

7.200℃で約20分ほど焼く。(表面がこげ茶になったらできあがり)

 レモンはビタミンCが豊富、しょうがは鎮静作用の効果があるので生地に混ぜてみました。レモンとしょうががちょうどいい具合にミックスベリーのジャムとあったようで、さっぱりとした味に出来上がりました。久しぶりに作ったのですが、思っていたよりはおいしくできました。食べ過ぎてしまうのが難点。

 私のストレス発散の1つはお料理(特にお菓子)ですっかり忘れていました。久々にお菓子を作って。時間はかかっても自分で作ったものだと安心していただけるのもうれしいですね。

*写真はミックスベリー・バーと材料、のこり生地にレモン汁を足して焼いたものです。

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