マクロビオティック食事法がここ数年流行っていますね。私がマクロビオティックに出会ったのは1993年ごろ。体調を崩したのをきっかけに親友のお母様を通して知りました。当時マクロビオティックを知っている人は周囲にあまりいませんでした。大学入学とほぼ同時にマクロビオティックの料理教室に通い始め、また大学卒業と同時に料理教室で師範科を終わらせました。大学では西洋栄養学も学んでいたので、陰と陽バランスVSカロリー計算のどちらに合わせて食生活を送ればよいか悩んだ時期もありました。
マクロビオティック食事法の基本は
‐身土不二:その土地で採れた物を季節に合わせて
‐一物全体:精白されたものではないもの、野菜等はなるべく皮を剥かずまるごと頂く
‐陰と陽のバランスを考えて:食物は陰と陽の性質を持ち合わせています。体を冷やす食べ物は陰に、暖める食べ物は陽に分類されます。トマトを食べる機会が多いのは夏ですよね、でも塩(陽性)をふっていただくのは陰と陽を中庸にもっていくため。体には常に中庸のものを入れてあげるとよい。
‐長期・天然醸造の調味量を使う:ミネラル含量が高い
他には日本の主食、穀物を多く取る(全体の50-60%)、野菜は(20-30%)、豆類・海藻類(5-10%)、魚介類は脂肪の少ないもの、まるごと食べれる小魚など。よく噛んで頂くこと、これはマクロビオティック食事法に限らず大切ですね。
1年間まじめにマクロビオティックダイエットを実践しました。体調を崩していたということもあり、動物性、乳製品、砂糖類(甘味はドライフルーツから取る)、酒一切なしというとても厳格なものでした。現在は時々体調が優れない時に取り入れる程度です。今の私の食生活は体が喜ぶもの、楽しむことが基本、お酒を飲みたいときには飲む、大好きなダークチョコレートが食べたいときには食べるなど・・・そして運動です。
しかし現在のスケジュールではなかなか食生活を楽しむ余裕を持てないのが現状です。学校が忙しく、フィールドワーク等もあるので慢性疲労の状態が続いています。先週ついに体が悲鳴をあげたため、久々にマクロビオティック的な夕食を食べようと思い、野菜を買い込んで玄米を炊きました。アメリカでマクロビオティックをするには金銭的余裕がないと難しいと思いました。先日お伝えしたFood Stamp Challengeを実践しているときにも思ったのですが、オーガニックの玄米は日本より安いのですが、調味料(天然醸造の物は日本でも高価です)や一物全体を守るなら、安全を考えてオーガニックの野菜や果物を購入すると、食費はかなり高くなります。以前は体調を崩すよりは高価でも購入して健康を維持した方がいいと思っていました。現在もその方がいいとは思いながらも、低所得者層の人達と関わる機会が多いので、自分がどんなに恵まれているかなど考えると、複雑な心境になってしまいます。
話はもとに戻りますが、先週に買い込んだ野菜と玄米で春の混ぜご飯を作りました。マクロビオティックを意識しながらと思っていたのですが、完璧にはできませんでした。
紫にんじん、かぶの間引き菜、マッシュルームを玄米と日本から持参したはと麦に混ぜて味付けは塩と醤油で炊きました。黒すりごまを振っていただきました。紫ニンジンがご飯の色をピンクに染めてくれたので、お雛様パーティにもちょうど良いかもしれないです。ご飯よりも見栄えがよくないので、写真は撮らなかったのですが、残り物のケール(緑の葉っぱ)とえびの炒め物を天ぷらのように揚げたもの、豆腐のお吸い物をつくりました。マクロビオティック的なお料理とは言いながらも、陰と陽のバランスを考えずに作ってしまいました。久しぶりにお腹も気分も満足しました。
私の体は食べ物に敏感に反応しやすいとよく言われるのですが、次の日の体調と肌の調子がとてもよかったのには自分でも驚きました。食事の大切さを久々に身に沁みました。

