春学期のテストがやっと終わりました。長いようであっという間の4ヶ月でした。気づいたら厚手のコートを着る日々を過ぎ、Tシャツや薄手の長袖で出かけられる季節に…。
グリーンマーケットもすっかり春の陽気を匂わせています。寒い季節に凍える手でりんごを選ぶ時期が過ぎ、りんごの形や味からりんごの時期が過ぎていくのを感じます。りんごや野菜たちと一緒に色とりどりのお花が並んでいます。野菜もヤム芋やジャガイモに加え、アスパラガスやScallionと呼ばれる、ねぎの一種やほうれん草が並ぶようになりました。
このような地元で採れた新鮮な野菜や果物をWICプログラム(Women, Infant and Children)という低所得の妊婦5歳までの乳幼児向けの栄養補給プログラムの参加者へ提供しようということで始まったWIC Farmers’ Market Nutrition Programというのがあります。今回はこのプログラムについて少しご紹介したいと思います。
WICプログラムとは、乳幼児を健康に育てる事を目的に始まったプログラムで、受給者になると毎月USDA(アメリカ連邦農務省所管事業)が認定した栄養価の高い食品を購入できる無料クーポン券が発行されます。月あたり、野菜と果物の支給額は約1000円弱となっています。ニューヨークではクーポンよりも電子カードが使われていて、スーパーなどで買い物をする時にクレジットカードなどと同じように使用できます。この電子カードはファーマーズマーケットでも使用できるのですが、WICの参加者で実際にファーマーズマーケットで使用している人をまだ見かけたことがありません。以前にご紹介したフードスタンププログラムの電子カードを使用している人をスーパーで見かけることはあるのですが。低所得者が多く住む地区で開かれるマーケットに行けばWICの参加者に会えるのかもしれないので、機会があったら行ってみようと思います。
ファーマーズマーケットに並ぶ野菜や果物を見ると、スーパーで売られているものとは違い、味の違いはもちろんのこと、色も鮮やかです。このWIC Farmers’ Market Nutrition Programのもう1つの目的は地元産物との栄養価の違いや小農家を援助することをWIC参加者に理解してもらうことです。素晴らしいプログラムだと思いませんか?少しでもファーマーズマーケットで買い物をするWIC参加者が増えるといいですね。
*写真はファーマーズマーケットのアスパラガスやお花です