前回のネパールの食の続き、第2弾です。食べ物と食事情について少しお知らせします。
ネパール人の多くは伝統的な食事(前回お伝えしたダルバートなど)やスナック(サモサなど)を食べていますが、種類は日本やアメリカに比べてとても少ないですが、スーパーに行くとポテトチップスやその他のスナックが売られています。
食の欧米化が進んでいるとは感じませんでしたが、ネパールの裕福層の間では肥満や糖尿病の問題が広まっているそうです。街中にはスナック菓子の広告も多く見られました。
○インスタントラーメン事情
ネパールではインスタントラーメンが多く消費されていました。低体重や栄養失調の子供達とそのお母さん達を訪ねた時に聞いた食事内容で多かったのがインスタントラーメンでした。安くて手軽にできるからなのだそうですが、3食インスタントラーメンで育てられた6歳の女の子はガリガリでした。
私の中ではインスタントラーメンはEmpty Calorie-栄養価のない物なのですが、インスタントラーメンの広告には「毎日のビタミンA」「たんぱく質源が豊富」「カルシウムが豊富」など間違った情報が記載されていました。これらの栄養素が入っていたとしてもやはり栄養価がないものだと思ったので、間違った情報だと思います。

ネパールではビタミンA、鉄分、ヨウ素不足が深刻です。インスタントラーメンやスナック菓子にビタミンAなどの用語を載せれば、栄養などの知識がない人びとはその情報を信じて購入してしまうだろうと思いました。これも食品会社のビジネス向上の戦略だとつくづく思いました。
○ネパール人のカルシウム源“Mohi”
ネパールではバッファローとゴート(山羊)のミルクが飲まれていますが、牛乳嫌いな私でもバッファローのミルクは紅茶とブレンドして飲むことができましたが、村で出されたゴートミルクはにおいがきつくて本当に飲むことができませんでした。
ネパール人のスタッフによるとこのゴートミルク“Mohi”は栄養価のとても高いものでネパールの子供達はこのミルクを飲んで育つそうです。
○ネパールの果物
ネパール滞在中に野菜・果物不足を感じました。毎日バランスの摂れた日本式朝食とダルバートを昼食に頂いていましたが、夕食がモモのみ(飲茶のようなのでお腹いっぱいにはなるのですが)だったり、豆粉で作った蒸しパンなどだったせいか滞在後半は貧血気味になってしまいました。
ネパールでよく見た果物はバナナ、マンゴー、パパイヤ、ライチ、プラムでした。私が毎日食べていた果物はモンキーバナナと呼ばれる小さなバナナです。たまにライチも食べました。外で売られている果物は衛生面で問題があるので、なるべくスーパーで買うようにしていました。といってもあまり変わりはないのかもしれないのですが。
しかし1日だけ本当に新鮮な果物“プラム”をたくさん食べる事ができました。栄養教育のためにKavreという村に行った時にプラム採りをしました。カトマンズ市内でプラムを見た時にとても食べたかったのですが、ネパール人のスタッフに不衛生・ハエなどを追い払うためにスプレーがまかれているので1つ以上食べてはいけないと言われていたので、1つでも食べる勇気がなく我慢していました。採れたてのプラムを食べたのは生まれて初めてだったのでとても嬉しかったです。味は新鮮で本当に甘酸っぱいというのを感じることができました。
いろいろな食べ物に触れてしまいましたが、とにかくその国の食事情を見るのは本当に楽しいです。チョコレート(ダーク)が好きなのですが、ネパール産のチョコレートを試すのを忘れたのが心残りです。次回はボランティア内容についてお知らせします。
コメント (1)
メールアドレスのご記載が見つけられなかったので、こちらへ書き込みをさせていただく失礼をお許しください。
実は私の小学5年生の娘が、近くのインド・ネパール料理店に行ったことをきっかけに、夏休みの自由研究でネパールの食を取り上げることになりました。本のほか、ネットでもいろいろ調べていたところ、たまたまasako様のブログを拝見し、特にネパールの一部の子どもたちがインスタントラーメン中心の生活で栄養失調になっていることに驚き、ぜひ自分の研究の中で引用させていただきたいと申しております。
もし可能でしたら、ご記載の内容(文章)だけでなく、宣伝広告を撮影された写真についてもデータを使用させていただけたら大変有り難いのですが、お許しいただけませんでしょうか?(もちろんasako様のブログを出典としてURL他を明記致します=その表記方法についてもご指示があれば沿うように致します)
ご多忙のところ、お手数ではございますが、ご検討の上、ご回答を頂戴出来れば幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
投稿者: mamiya | 2007年08月07日 03:19
日時: 2007年08月07日 03:19