日本の大学在学中にネパールの食文化について学んだのは10年以上も前。それからネパールに興味を持ちながらも一度も訪れた事がなく時が過ぎました。
そしてここ1年でニューヨークの低所得者層の人びとと接する機会が多くなり、貧困、栄養、生活の質について深く考えるようになりました。一応・・・世界一の金持ちと言われるアメリカの貧困と発展途上国の貧困の違いを目で見たくなり、ネパールへの渡航を考えるようになりました。
それから、どのようにして栄養改善のボランティアとしてネパールへ行けるかの下調べを始めました。アメリカのボランティア団体と日本の団体を探しました。
最終的にボランティアを通してお世話になることになったのは特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパン(Child Fund Japan)です。現地でお世話になったのはNutrition Promotion and Consultancy Service (NPCS)という首都カトマンズを本拠地としたNGO団体です。チャイルド・ファンド・ジャパンは財政面とNPCSの活動をサポートしています。NPCSはネパールの人びとの健康増進を栄養改善活動を通して行っています。活動場所はネパール各地です。
今回は1週間の滞在でした。本当は3週間の予定でしたが、予定がうまく組めず今回は1週間でもボランティアできるのであればと思い渡航しました。
ネパールへは韓国から飛行機で約6時間です。ネパールに入国するにはビザが必要です。ビザはネパールについてからでも空港で発行してくれます。空港にはホテルからのお迎えが来ていました。
今回滞在したのは“ホテル・キド”というホテルです。日本人のちず子さんという方がホテルを管理しています。オーナーは別の方だそうですが。スタッフはネパール人ですが、みなさんとても日本語が上手で対応もとてもよくこちらが申し訳なくなってしまうほどでした。
空港からホテルまでは車で約20分ほどでした。発展途上国に来たのは初めてだったので、車から町並みを見ていた時の自分がとても不思議でした。とにかくすごい交通量に排気ガス、ほこり。蒸し暑いので窓を開けていたのですが、あっという間に顔がザラザラになってしまいました。
ホテルに到着してから早速NPCSのオフィスに向かいました。ホテルからオフィスまでは歩いて5分ほど。お家のようなかわいい建物をオフィスとするNPCSへ着くとスタッフの皆さんが「ナマステー」と出迎えてくれました。特にエグゼクティブ・ディレクターのロシャニさんは以前にも会った事があるかのように「やっと会えたわね!」と明るくはしゃぐ様に迎えてくれました。
10人弱のスタッフの方々が集まり、オリエンテーションが始まりました。NPCSの紹介や活動の詳細を説明してくれました。
NPCSは以前にUnited Mission to Nepal’s Nutrition Program (UMN)で働いていた人が集まり立ち上げました。UMNの栄養プログラムは1964年にShanta Bhawan 病院から始まりました。1972年には本格的に地域栄養活動が始まり、1992年に独立したプログラムになりました。
NPCSの主な活動は正確な研究の収集、調査対象の村での栄養改善活動の強化、政府やNGOの協力により栄養問題の改善、健康に関する分野で働く人、母親、村での栄養改善活動メンバー、先生、生徒などへの栄養教育です。
活動内容は素晴らしく、アイディアもたくさんあるのですが、資金面でのやりくりが困難で、調査も少しづつしか進められないのが現状だそうです。この1週間でNPCSの全体的な流れを見ることができました。これから数回はネパールについてお知らせします。
*写真はチャイルド・ファンド・ジャパンのマークとNPCSの看板と建物です。橋の下にある屋外マーケット



チャイルド・ファンド・ジャパン
www.childfund.org
Nutrition Promotion & Consultancy Service
http://www.npcs.org.np