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2007年08月 アーカイブ

2007年08月01日

Gluten Free Food グルテンフリー食品 

 日本にいた時にはセリアック病(Celiac Disease)について詳しい事は知りませんでしたが、アメリカに来てからセリアック病患者が多いことに気づきました。アメリカでは100人に1人がセリアック病患者だそうです。

 セリアック病とは小麦やライ麦などに含まれるたんぱく質の1つグルテンに対する自己免疫疾患です。セリアック病患者がグルテンを摂取するとたんぱく質によって小腸内膜がダメージを受けます。そのためガス、下痢や消化不良による胃腸の不快感という症状が出ます。また、小腸の栄養吸収がうまく行われないので貧血症やビタミン不足を招きます。

 アメリカではセリアック病患者のための食品が多く販売されています。そのような食品には必ず“グルテンフリー(Gluten Free)”と書かれています。スーパーマーケットの食品を見ていると、グルテンフリーの食品が多いので、セリアック病の人の食生活は難しくないかもしれません。しかし外食をする時には細心の注意を払わないといけないと言われています。グルテンフリーとメニューに書かれていても揚げ物や炒め物の時に小麦粉をまぶしている場合等もあるからです。特に加工食品には気をつけなくてはならないそうです。

 私の友人もセリアック病を持っています。友人の場合は軽い方なので、グルテンが含まれた食品をたまに食べても大丈夫だそうですが、パスタなどを食べ過ぎるとお腹が膨らみ、胃腸の不快感が2~3日続くそうです。彼女の場合、社会人になってからセリアック病だということに気づき、大好きなパンや焼き菓子を買うのにも気を使わなくてはならないのが大変だと言っていました。

 先日、セリアック病の人のためのニューヨークのレストラン情報がニューヨークタイムズで紹介されていました。

 Risotteriaというウェストビレッジ地区にあるイタリアンレストランではグルテンフリーのピザや砂糖を使用しないフルーツパイなどのメニューが充実しているそうです。

 グルテンフリーのピザやパンを作るときには工夫が必要です。Risotteriaのオーナーは有機化学のバックグラウンドを持つそうで、6ヶ月の研究と工夫を重ねてグルテンフリーでも美味しいピザやパンが焼けるようになったそう。キサンタンガムを使用して他の粉との混ぜ具合をよくする、グァーガムは生地の弾力性を保ち、ゼラチンでしっとりさを出すそうです。手間がかかるのと同時にコストが従来のピザやパンの原材料よりも5倍以上かかっているとのことです。

 もし私がセリアック病患者だとして、ピザが食べたいと思っても、食品添加物に気をつけているのでキサンタンガムやグァーガムが使われていると聞いたら食べるのを躊躇してしまうかもしれません。

 アッパーイーストサイド地区にあるGourmet Landという中華料理レストランでも50種類のグルテンフリーメニューを開発したそうです。中華料理は醤油や飲茶などグルテンを使用するメニューが多いので小麦粉の代わりにコーンスターチを使用したりと工夫をしているそうです。
病気の事を気にせず外食が楽しめるのは、とても嬉しい事ですよね。グルテンフリーメニューのあるレストランの紹介ウェブサイトやセリアック病患者のブログなどでも安心して外食ができる情報を得られます。

 このような記事を読んでいると、興味本位でグルテンフリーメニューがあるレストランに行って見ようかななんて思うのと同時に自分が健康であり、何でもいただける事に感謝です。

*キサンタンガムとは増粘安定剤。食品添加物の増粘多糖類として表記されている
*グァーガムとは水溶性の食物繊維のことでこれも食品添加物(安定剤、増粘剤など)として使われている。
*写真はグルテンフリーのパスタ。主な原料は米粉とポテトスターチでした。

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New York Times “For The Gluten-Averse, A Menu That Works”
http://www.nytimes.com/2007/07/25/dining/25glut.html?_r=1&pagewanted=all&oref=slogin
グルテンフリーレストラン情報
glutenfreerestaurants.org
ニューヨーク:グルテンフリー情報
http://www.geocities.com/glutenfreenyc/home
glutenfreenyc.blogspot.com
イタリアンレストラン“Risotteria”
http://www.risotteria.com/
中華料理“Gourmet Land”
http://www.gourmetlandny.com/

2007年08月05日

妊娠中は寿司が食べれない?    

 私にはアメリカ人の寿司友達がいます。彼女と出かける時には必ずお寿司を食べに行くという仲。最近お寿司を一緒に食べに行っていないなと思っていた所、「野菜寿司の作り方を教えて欲しい」と、彼女からメールが届きました。あんなに刺身や魚のお寿司が好きな彼女がなぜ、野菜のみの寿司?と思ったのですが、もしかしたら妊娠しているのかなと思っていました。

 そして先日、彼女が私の家に遊びにきました。やはり2ヵ月半の妊婦でした。妊娠する前の彼女は1週間に少なくとも3回はお寿司(お昼に小さな巻き寿司なども含めて)を食べていたそうです。しかし妊娠してからお寿司を食べる事ができなくなり、旦那様が食べるのを横で我慢してみていたそうですが、うらやましそうにみる彼女が旦那様にも哀れに映ったのか、彼女と一緒に食べるのを止めたそうです。

 彼女の話ではアメリカで妊婦になると、生魚は一切食べてはいけない、もし魚を食べたいなら調理されたものを食べる事。お肉にも言える事で、基本的に生のも肉、魚類は避けなくてはなりません。
 スーパーなどで野菜のみのお寿司を買えるのでは?と思ったのですが、外で調理された野菜のお寿司は魚のお寿司を握る同じ手で握られたものかもしれないので止めた方がいいとお医者様から言われたそうです。

 彼女はこの2ヵ月半、唯一食べれたのが茹でただけのパスタとアイスクリーム、ステーキのみ。お寿司が食べたくて食べたくて仕方がなかったらしいです。しかし外でお寿司を買う事もできない、自分で作ることもできない、体調が優れず、私の家に来て寿司を作ることもできなく辛かったそうです。最近やっと体調が少し落ち着いてきて、一緒にお寿司を作る機会に恵まれました。

 私が用意した野菜のお寿司の材料はアボカド、人参、日本のきゅうり(アメリカのは太くて水っぽい)、日本から送ってもらった着色料なしのたくわん、梅酢に漬けたしょうがのスライス、白すりゴマ、梅干し(たたいて味醂と混ぜる)、だしを取った後の昆布で作った甘い佃煮です。

 私と彼女がお寿司屋さんに行くと1人30カン近くは軽く食べるので、きっと多めに作った方がいいと予想をしてお米を3合炊きました。

 出し昆布を混ぜて炊いたご飯にすし酢を混ぜ、材料を1つひとつ細長く切ったり、巻き簾を使い、手酢を使い・・・と時間と手間がかかるのに彼女は驚いていました。家で作るのは大変だからできるかわからないと言い出した彼女に手巻き寿司も教えました。

 作ったのは細巻き4本、太巻き4本、カリフォルニア巻き1本、手巻き2本です。具の組み合わせは好みで、例えば人参の蒸し煮に梅ペーストとゴマを混ぜて巻いたり。太巻きに入れる卵は作らなかったので、蒸し煮にした人参を太めに切って太巻きに使いました。

 私が巻き寿司を切っている時に彼女がお皿に並べながらつまみ食いをして「これよ~!私が求めていた海苔と酢飯と醤油の組み合わせ!2ヶ月ぶり~で最高に幸せ」と叫びました。日本人でもこんなにお寿司が好きな人に出会ったことはありません。お寿司が好きな事を叫ぶように表現してくれると、作った甲斐があり、とてもうれしかったです。

 巻き寿司の他にお麩とわかめの味噌汁も作り、枝豆を茹でました。作り始めてから約1時間半後、やっと食卓に着く事ができました。山盛りあった巻き寿司あっという間になくなってしまいました。私もさすがにお腹がいっぱいになりましたが彼女はもう少し食べれると言っていました。やはり妊婦はすごい、家に帰ってアイスクリームを食べてから寝るとまで言っていましたから。

 本当に野菜のお寿司が食べれて幸せそうな彼女を見ていて、こちらもほのぼのとしてしまいました。

 ところで、ここ数年日本の友達の出産ラッシュが続いたのですが、彼女達が言っていたのが日本では妊婦さんは深海魚でなければお魚のお寿司は食べれるとのこと。アメリカよりは少し生魚に対する制限がゆるいようです。病院や人それぞれで考え方が違うのでしょうが・・・。しかし母親が弟を妊娠中だった20年以上前にお寿司を頻繁に食べていても何も注意されなかったということを思い出すと環境が少しづつ汚染されてきて、注意が必要になっているのは間違いないですね。

 久しぶりにお寿司を作りましたが、とても楽しかったです。やはり料理は私にとって本当にストレス解消になります!

*写真は寿司の具、巻き寿司に挑戦する友達の手、お皿に並べられたお寿司

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2007年08月07日

アメリカで大豆料理とお気に入り  

 アメリカ農業のトウモロコシに次ぐ輸出作物は大豆です。昔は大豆のほとんどが家畜用に使われていたそうですが、大豆イソフラボンが体にいいと話題になってからはアメリカ人の間で健康食品として人気です。

 アメリカで売られている大豆食品は豆腐、豆乳、テンペ(大豆煮をテンペ菌で発酵させた食品)、大豆ペースト(ピーナッツバターのようなもの)、肉を使わず大豆でできた大豆バーグ、ソーセージ、大豆を炒ったスナック、チップスなどがありますが、加工食品が比較的多いと思います。五目豆のような大豆を水で戻して野菜と煮たり、ご飯と一緒に炊いたりする食べ方をしているアメリカ人を見た事がありません。

 日本のスターバックスにも豆乳で作ったソイ・ラテなどがありますが、アメリカのコーヒーショップには必ずと言っていいほど、牛乳、ハーフ&ハーフ、低脂肪・無脂肪牛乳のほかに豆乳が置いてあります。大豆はたんぱく質が豊富で脂肪が少ないのがうれしいです。大豆には9種類の必須アミノ酸が含まれています。ただ、含流アミノ酸が足りないので、それを補うご飯と一緒に食べるとバランスが取れます。

 日々の私の大豆摂取は豆腐、豆乳、納豆、味噌汁からです。五目豆などはパーティでもないと作らなくなりました。

 先日、ベジタリアンになったばかりのアメリカ人の友達に大豆料理をご馳走しました。簡単に作れる豆腐チーズケーキとテンペに下味をつけてソテーしたもの、大豆のディップを作りました。(カメラを忘れて、写真が取れませんでした)。

 豆腐チーズケーキは材料をフードプロセッサーにかけて葛粉を混ぜてとろみをつけて砕いたクラッカーの上に流して冷やすだけ。テンペも醤油としょうがにつけてごま油でソテーしただけ。

 大豆ディップも簡単です。フードプロセッサーに材料を入れて混ぜるだけ。

 久しぶりに作ったのですが、いつ作ってもツナのような味がするのです。以前はツナサンドなどを食べていた新米ベジタリアン友達にも好評でした。

~大豆ディップ~
・大豆の水煮
・梅酢(なければレモン汁)
・マスタード
・ゴマペースト(なければ炒って擂ったゴマ)
・塩、こしょう

1.上記の材料を全て混ぜるだけ。梅酢やレモン汁で固さを調節してください。
このディップには全粒粉のパンやクラッカーなどが合います。

 アメリカで売られている大豆ソーセージやハムなどの大豆加工食品はあまり好きではありません。でも最近よく食べているのが、「ZEN SOY」の豆乳プディングです。「ZEN SOY」はニューヨークにあるオーガニック大豆製品会社で、1999年に大豆製品を扱う前は乳製品を扱っていたそうです。「ZENSOY」は野生動物保護(Wildworld Conservation)の活動にも参加していて、特に会社のシンボルでもあるパンダの保護には力を入れて、売上金の5%を国際野生動物協会に寄付をしているそうです。 また環境問題への取り組みも積極的に行っている会社です。

 私のお気に入りはチョコレート、バニラ、チョコレート&バニラ、バナナと4種類ある中でバナナがお気に入りです。113gのプリン1つのカロリーは100kcalでクリームなどは使われいないので飽和脂肪酸やトランス脂肪酸も0gなのがうれしい。

 クリームを使用してできたプリンに比べれば濃厚さには欠けますが、後味がさっぱりしているのがまたいい所。夏の暑い時には冷凍庫で冷やしてアイスのようにしても食べます。

 個人的な意見ですが、健康的・理想的な大豆摂取は豆を加工せず、そのまま煮たり、味付けして食べる事だと思うのですが、豆乳プリンやアイスなどのように加工された物でもまったく大豆製品を食べないよりはいいのかななんて思いながらプディングを週に数回は食べています・・・・
*写真は大豆バター、ZEN SOYのバナナプディングです。

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2007年08月12日

採れたてとうもろこしを食す~おいしい食べ方~

ニューヨークのファーマーズマーケットは彩りの良いトマト、ズッキーニ、トウモロコシ、インゲン豆等の夏野菜が真っ盛りです。果物も冬はりんごや洋梨でいっぱいになる木箱も今は桃、プラム、さくらんぼ、ブルーベリーでいっぱいです。

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その中でも最近よく買うのが、桃とトウモロコシです。いろんな種類の桃が売られているのですが、特に「ドーナーツ・ピーチ」がお気に入り。農家の人曰く、中国原産の桃をアメリカで少し改良されてできた種で作っているのだそうです。熟したものは、とてもジューシーです。初めて買った時は何でも少し固めの果物が好きなので、固めを選んだのですが、さすがに酸っぱくておいしくなく、それからは十分に熟したものを買うようになりました。

また旬のトウモロコシは大好物です。特にファーマーズマーケットで買う採れたては本当に甘い!以前、オレゴン州のオーガニック農家をテレビで紹介していて、そこの農家の人が採れたてのコーンは生で食べれるのよと言っていたのを思い出し、実際にかじって見ました。確かに自然の甘みが強くておいしいと思ったのですが、でんぷんが口の中に残ってしまい、ひと口かじるので十分でした。ファーマーズマーケットで買うトウモロコシは新鮮なだけではなく、3本1ドルとスーパーマーケットで買うのと同じくらいか、安いくらいです。なのでファーマーズマーケットで買うのをオススメします。

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鮮度が落ちやすいので買ったらすぐに調理するのがよいでしょう。私は茹でるか蒸して頂くのが好きです。茹で方(蒸し方)もいろいろあると思いますが、私が7年くらい前に知り合いから教えてもらったトウモロコシのゆで方は本当においしいので、紹介します。

1. まずトウモロコシの皮を最後の一枚を残して剥く。ひげは取ってください。
2. 粗塩を全体にまぶし、15分くらい置く。
3. たっぷりのお水の入ったお鍋に3のトウモロコシを皮がついたまま入れ、加熱する。
4. 沸騰してそのまま3分くらい茹でる。大きければ、5分くらい茹でる。
*蒸し器がある場合は、沸騰直前にトウモロコシを入れて、沸騰してから5分蒸す。

トウモロコシづくしにも少々飽きたのと、この甘い採れたてトウモロコシを使ってコーンブレッドを作りたくなりました。コーンフラワーが足りなかったので、マフィンにしました。材料は全粒粉、小麦粉、コーンフラワー、塩、ベーキングパウダー、ブラウンシュガー少々、オリーブオイル、トウモロコシの実(トウモロコシを包丁で削いで実を取る)。とにかく混ぜてオーブンで焼くのみ。トウモロコシの甘味が出ていて、とてもおいしかった。

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ファーマーズマーケットに行くと、野菜の旬を知る事ができるだけではなく、農家の人からおいしい調理の仕方を教えてもらえるので、楽しいです。私がよく行くコロンビア大学近辺で開かれるファーマーズマーケットにくる数ある農家のうち、私のお気に入りの農家では「りんごジュースを使用したクッキーやマフィン」が売られています。旬でないりんごは傷んでいるものが多く、マーケットに出せないので、ジュースにしてクッキーやマフィンに使用しているとか。無駄になるものはないとつくづく思いました。
話がずれましたが、是非トウモロコシをファーマーズマーケットで買って、紹介した茹で方で調理してみてください。

2007年08月17日

チョコレートがお友達   

 私はダークチョコレートが大好きです。アメリカに来るまでは、クリスマスパーティや家族の誕生日のために作る「ガトー・ショコラ」を食べるのが楽しみだったり、美味しい、有名なチョコレートを頂いた時に頂くくらい、板チョコレートなどには、興味がなかったのです。

 小さな頃も「きのこの山」や「たけのこの里」のチョコレート部分を妹にあげて、自分はビスケットの部分を食べていたくらい。母のお気に入りは近所のマーケットに売っているお気に入りのベルギー産の“Dolfin”のダークチョコレートだそうです。チョコレート大好きな家族に囲まれて育ったのになぜ好きではないのだろうと思っていましたが、それが、ずっと続いてくれればよかった・・・・

 アメリカに来て、ある年の誕生日にScharffenbergerのチョコレートセットと白ワインをプレゼントされ、その中の82%カカオチョコレートとワインを一緒に頂いたきました。その時にカカオの味を占めてしまい、それ以来、ダークチョコレートに夢中になってしまったのです。あまりにもチョコレートが止められなくなってしまったので、チョコレートが健康によいなどのポジティブ記事を読んでは納得していました。今もそうですが・・・・

 皆さんもご存知の通り、チョコレートの原料カカオのポリフェノール量が多く、コレステロールを除去したり、抗酸化作用も高いため、ガン予防やストレスの抵抗力を高めるとも言われています。ただ、食べ過ぎてはだめですけれどね。

 こういう健康情報を耳にして、納得はするのですが、マクロビオティックダイエットを10代後半から勉強していたので、どうもチョコレートは砂糖、カカオ、乳製品と三拍子そろった極陰性食品であり、体を冷やす、集中力がなくなる、内臓に負担をかける、というマイナス点が気になり、たまに99%チョコレートを買ってきて、レーズンやプルーンなどのドライフルーツを混ぜて自分流にチョコレートを作ります。マクロビオティックを真剣にしていた時にはケーキ作りに「キャロブ」もよく使っていました。

 「キャロブ」とは、いなご豆を乾燥させ、煎り、粉末にしたチョコレートに似た味のもので、その粉末を使用して作った所謂、「キャロブチョコレート」も売られています。
 「キャロブ」は自然な甘味を持っていて、鉄分、カルシウム、ビタミンが含まれていて、豆科なので、食物繊維も多いです。
といろいろチョコレートやそれに近いを味を求めていろいろ試していますが、自分の体調管理がしっかりできて、体が何を求めているのかを理解して、楽しめるのが一番だなと思っています。

 そして、今の一番のお気に入りはVosgesのチョコレートなのですが、Vosgesのチョコレート以外にはフェアトレードのものを頂いています。例えば“endangered species Chocolate”や“Dagoba”のチョコレート。ネパールに行ってから特に児童労働の問題や環境問題が気になります。私は“endangered species Chocolate”のカカオ88%をよく買いますが、ここのチョコレートは購入金額の10%分が自然農地や絶滅危機にある動物保護の援助になるので、うれしい。

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 “Dagoba”のラベンダー&ダークチョコレートも癒されるような気がして好きです。

 フェアトレードチョコレートは、原料のカカオが奴隷労働によって採れたものではなく、添加物が含まれていないなどの利点が多く、作る人と買う人に優しいのも魅力的です。「Blood Diamond」などの奴隷労働のシーンが多い映画を観てしまうと、ますます買い物に気を使ってしまいます。

 これからも少しづつ、他のフェアトレードのチョコレートや自分の価値観に合うチョコレートに出会えるよう、いろいろ探してみます。

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Vosges
www.vosgeschocolate.com
Scharffenberger
http://www.artisanconfection.com/stores/scharffenberger/
Dolfin
www.dolfin.be
Dagoba
www.dagobachocolate.com
Dagoba (Japanese)
www.dagobachocolate.co.jp
Endangered Species Chocolate
www.chocolatebar.com

2007年08月20日

ローカル・フレーバー・ブリトー:Local Flavor Burrito Shop

 先日久しぶりに「Local Flavor Burrito Shop」のベジタブルブリトーを食べました。ブリトーとはメキシコ料理でトルティーヤという小麦粉やコーンフラワーで作られた薄焼きパンに野菜や豆、お肉などをのせて巻いたものです。

 Local Flavor Burrito Shopは非営利組織のブロードウェイ・コミュニティ(Broadway Community, Inc.-BCI)の下で経営されています。毎週火曜日と木曜日の11時から3時にモーニングサイド・ハイツ地区にあるプレスビテリアン教会で開かれます。ブリトーショップのアイディアは、低料金または無料で貧困者、ホームレスに食料を配給する施設、スープキッチン(Soup Kitchen)で行われる、職業訓練のうちの1つ、調理技術を身につけた、元貧困者やホームレスがスープキッチンの中で食料受給者のみに食事を作り始めたのがきっかけで、生まれました。

 その後、話しが進み、せっかく作った料理をモーニングサイド・ハイツ地区の住民にも自分達の料理を食べてもらおうではないか!とブリトーショップがオープンしました。

 メニューはライス、ブラック・ビーンズ、トマトサルサ、レタス、チーズ、サワークリーム、ハラペーニョがベースにステーキ($6)、チキン($5)、ローストしたペッパー(大ピーマン)、玉ねぎ、スイートポテトが具のベジタブル($4)、ベースだけだと($3)です。アボガド・ディップの“ワカモーレ”を$1で付けられます。その他、水やレモネードなどのドリンクが$1で売られています。

 私がブリトーを買いに行った日にスーシェフのエルトンさんにお会いすることができました。95%は有機野菜を使っているなどの食材の話を聞いた後は、エルトンさんの経歴についてお聞きしました。スーシェフになる前は20年間警察官をしていたそうです。2人のお子さんにも恵まれ、現在はお子さんと一緒にホットソースを売るビジネスもしています。一緒に働く人達からは「ミスター・ホットソース」と呼ばれ、親しまれています。

 エルトンさんも多くの経験をしていらしゃっていました。家族にも定職にも恵まれていたのですが、40年間コカイン常習が止められなかったそうです。しかし2年前に心臓発作で倒れたのをきっかけに、きっぱりと止められたとそうです。

 気がついたら病院のベッドの上、1回の心臓発作で死んでしまう人もいる中、自分は助かった。なんて恵まれているんだと、感謝の気持ちでいっぱいになったそうです。

 体調が回復したと思ったら、突然、警察官を解雇されてしまうのですが、それも人生の転機と前向きに考え、ブルックリンにある「ボタニカル・ガーデン」で、いけばなのクラスを取り始めました。その後、料理に目覚め、料理学校で6週間の集中講座を取りました。

 それから、いくつかの調理経験を積んだ後、現在はスープキッチンとブリトーショップのスーシェフとして働いています。

 エルトンさんは、とても気持ちのよい、暖かい方で、多くの辛い経験をしたにも関わらず、「人生は1回しかないよ、今できることを一生懸命やって、常にラッキーと思いなさい」と励ましの言葉を最後にくれました。

 人生は希望とやる気があれば、失敗してもやり直しが可能であることを、つくづく感じさせられました。美味しいブリトーだけではなく、元気まで頂けた1日でした。

「Local Flavor Burrito Shop」@Broadway Presbyterian
Broadway 沿いの114th street角
火曜&木曜 11時~3時

*写真はミスター・ホットソース、Mr. Elton Walkerさん、ベジタブル・ブリトー、外に掲げてあるLocal Flavor Burrito Shopの看板。

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2007年08月23日

ニューヨーク生活での体調管理~冷え性~

 私がアメリカで生活を始める前に乳製品の過剰摂取と体の冷えに気をつけなさいという体調管理のアドバイスを頂いたことがあります。

 アメリカの乳製品には過剰な成長促進ホルモンが投与されているので、過剰摂取は、乳ガンや子宮ガン発生の要因と言われているためです。

 体の冷えに関しては、今の私の生活を例に挙げると、日本にいた時のように湯船に毎晩つかる事はなく、シャワーだけの生活。体はもちろん温まりません。そして、食生活も気を遣わないと、ついつい砂糖を摂りすぎてしまいます。マクロビオティックで言うと、砂糖は極陰性食品で体を冷やす食品の1つなので、摂り過ぎは冷え症の原因になります。以前、友人が長期アメリカ生活から帰国した際に日本のホリスティック医学のお医者さんに海外生活者で体(内臓も)が冷え切っている人が多く、体調を崩して帰国する人も結構いるらしいと言われたと言う事も思い出しました。

 食事で体の冷えを防ぐことを一生懸命していても、ニューヨーク市内のどこに行っても過剰にクーラーが効いていて、冷凍庫のようなので、体の芯から冷えてしまいます。地下鉄もとても寒いのですが、学校の図書館は異常な寒さで毛布をかぶって勉強している生徒もいるくらいです。「Go Green」などの環境問題への活動が盛んになっていますが、まだまだエネルギーの無駄遣いが多いようです。

 私は体の冷え対策を日々の生活に取り入れています。昔はあった冷え性も、今はあまり感じなくなりましたが、クーラーの効き過ぎた所に長時間いると、体が冷え切ってしまいます。そんな時に必ず使うのが「葛」です。マメ科の植物の葛の根を粉砕して乾燥させて作られる葛粉を週に数回は摂っています。
マクロビオティック・ダイエットをまじめにしていた頃は特に葛は大活躍でした。あんかけ等のお料理にも片栗粉ではなくて、葛粉を使用します。

 葛には体を温める、腸の動きを良くする、ホルモンと自律神経の安定、血液浄化などの効果があるので、それを信じて愛用しています。私自身も体を温める、腸の働きをよくする効果は実感しています。
アメリカでも葛粉は「KUZU-Powder」として自然食品を扱うスーパーマーケットなどで売られています。葛粉は日本でも高価なものですが、アメリカではもっと高価です。以前に80gくらいで平均$7はします。
私のお気に入りの葛粉の使用方法はりんごジュースやりんごをすりおろしたものに葛粉を溶いて火にかけて作る温かい飲み物。アメリカ人の友達に作る時はシナモンを入れることもあります。

 夏の暑い時には葛もちをイメージして、葛粉とメープルシロップ、シナモンや生姜をすりおろしたものを水で溶いて火にかけ、トロトロにして、数時間冷蔵庫で冷やしたものもデザートとしていただきます。
時間のない時は日本から送ってもらう掛川名物の「丁葛-しょうが葛湯」が大活躍です。お砂糖が入っていますが、甘さ控えめで、生姜と葛のダブル効果で、とても体が温まります。クーラーの効いていない部屋で飲むと汗が噴出してくるほどです。

 この掛川名物の「しょうが葛湯」は妹に薦められました。全国菓子大博覧会で金賞も受賞しています。本当においしいです。

 他の葛を使った食品のおススメは、夏ばてに効くわよと、母から送られてきた奈良の板利製麺所で作られている「葛餅」です。本葛粉100%を使用して作られています。本当においしい。元気が出ると言われたからなのか、食べた後に本当に元気になるような気がします。

 アメリカで体調を崩すと病院代は本当に高く、ばかになりません。日々の食生活に気を遣う、ストレスを発散する、運動をするなど、いろいろありますが、異国の地での健康管理は楽しみながらしたいものです。

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