ニューヨークのファーマーズマーケットは彩りの良いトマト、ズッキーニ、トウモロコシ、インゲン豆等の夏野菜が真っ盛りです。果物も冬はりんごや洋梨でいっぱいになる木箱も今は桃、プラム、さくらんぼ、ブルーベリーでいっぱいです。


その中でも最近よく買うのが、桃とトウモロコシです。いろんな種類の桃が売られているのですが、特に「ドーナーツ・ピーチ」がお気に入り。農家の人曰く、中国原産の桃をアメリカで少し改良されてできた種で作っているのだそうです。熟したものは、とてもジューシーです。初めて買った時は何でも少し固めの果物が好きなので、固めを選んだのですが、さすがに酸っぱくておいしくなく、それからは十分に熟したものを買うようになりました。
また旬のトウモロコシは大好物です。特にファーマーズマーケットで買う採れたては本当に甘い!以前、オレゴン州のオーガニック農家をテレビで紹介していて、そこの農家の人が採れたてのコーンは生で食べれるのよと言っていたのを思い出し、実際にかじって見ました。確かに自然の甘みが強くておいしいと思ったのですが、でんぷんが口の中に残ってしまい、ひと口かじるので十分でした。ファーマーズマーケットで買うトウモロコシは新鮮なだけではなく、3本1ドルとスーパーマーケットで買うのと同じくらいか、安いくらいです。なのでファーマーズマーケットで買うのをオススメします。

鮮度が落ちやすいので買ったらすぐに調理するのがよいでしょう。私は茹でるか蒸して頂くのが好きです。茹で方(蒸し方)もいろいろあると思いますが、私が7年くらい前に知り合いから教えてもらったトウモロコシのゆで方は本当においしいので、紹介します。
1. まずトウモロコシの皮を最後の一枚を残して剥く。ひげは取ってください。
2. 粗塩を全体にまぶし、15分くらい置く。
3. たっぷりのお水の入ったお鍋に3のトウモロコシを皮がついたまま入れ、加熱する。
4. 沸騰してそのまま3分くらい茹でる。大きければ、5分くらい茹でる。
*蒸し器がある場合は、沸騰直前にトウモロコシを入れて、沸騰してから5分蒸す。
トウモロコシづくしにも少々飽きたのと、この甘い採れたてトウモロコシを使ってコーンブレッドを作りたくなりました。コーンフラワーが足りなかったので、マフィンにしました。材料は全粒粉、小麦粉、コーンフラワー、塩、ベーキングパウダー、ブラウンシュガー少々、オリーブオイル、トウモロコシの実(トウモロコシを包丁で削いで実を取る)。とにかく混ぜてオーブンで焼くのみ。トウモロコシの甘味が出ていて、とてもおいしかった。


ファーマーズマーケットに行くと、野菜の旬を知る事ができるだけではなく、農家の人からおいしい調理の仕方を教えてもらえるので、楽しいです。私がよく行くコロンビア大学近辺で開かれるファーマーズマーケットにくる数ある農家のうち、私のお気に入りの農家では「りんごジュースを使用したクッキーやマフィン」が売られています。旬でないりんごは傷んでいるものが多く、マーケットに出せないので、ジュースにしてクッキーやマフィンに使用しているとか。無駄になるものはないとつくづく思いました。
話がずれましたが、是非トウモロコシをファーマーズマーケットで買って、紹介した茹で方で調理してみてください。