« 2007年10月 | メイン | 2007年12月 »

2007年11月 アーカイブ

2007年11月10日

マカロニ&チーズ”Mac ‘n’ Cheese”

 「マカロニ&チーズ」(アメリカではMac ’n’ Cheeseとも言います)という料理をご存知ですか?妹が子供の頃に紀ノ国屋スーパーか三浦屋というスーパーで輸入品のインスタント・マカロニ&チーズをたまに何かのご褒美の代わりに買ってもらっていたのを覚えていますが、私は好きになれませんでした。母親も添加物がたくさん入っているので、いくらたまにでもとても迷ったとか。

65-1.jpg 

 しかしアメリカに来て、料理の上手なアメリカ人の友だちが作ったマカロニ&チーズ(彼女はオーブンで焼いたので、キャセロール風だった)を食べてから好きになりました。それから時間がある時に作るようになりました。

 こってりとしたマカロニ&チーズが食べたい時にはバターやチーズ、牛乳をたっぷり使いますが、シンプルで胃にもたれないマカロニ&チーズを作るときには牛乳やバターは使わず、オリーブ油とクリーム状のコーン缶を使います。両方のレシピに使うのはチェダーチーズとチーズフォンデュ用のチーズを混ぜて使います。基本的にマカロニ&チーズとはマカロニグラタンとは違ってたまねぎやベーコンなど、他の具を入れないそうです。マカロニ&チーズの歴史がウキペディアに載っていたのですが、アメリカ第3大統領のトーマス・ジェファーソンが1787年にフランスへ行き、イタリアへ渡ったのか、イタリアから持ち帰ったパスタ製造機で作ったのがはじめだと言われているそうです。

 もう少しマカロニ&チーズの情報をクラフト・フード社 (Kraft Foods Inc.)のウェブサイトで調べて見ました。クラフト・フード社1903年にシカゴでプロセス・チーズの専売特許を持つジェームス・ルイス氏によって創設されました。

 クラフト社の「マカロニ&チーズディナー」は1937年にアメリカとカナダで発売されました。第二次世界大戦中、肉料理がお皿に載ることが減り、牛乳や乳製品で心温まる料理を家族に作ろうということが始まりだそうです。現在では様々な形のパスタやフレーバーで作られており、子供向けのマカロニ&チーズの箱にはポケモンなどのキャラクターがついています。

 今まではインスタントのマカロニ&チーズを食べたのは過去数回。それも一応添加物などを気にして、サステナビリティやオーガニックを意識したAnnie’sの商品を購入していました。しかし、先日、友人と食に関わる仕事をする身なので、有名なクラフト・フード社のマカロニ&チーズは食べた方がいいとなり、試してみました。おいしい、まずい、の問題ではなく、味が濃いのとアーティフィシャルなチーズの匂いがきつかったです。塩分に弱い私は、次の日に体中がむくむのがわかったので、直後にジムに汗を流しに行きました。

 私が食べたのは「Easy Mac」のオリジナル。マカロニに水を入れて、電子レンジに3分半かけてその中に粉上のチーズソースミックスを混ぜるだけ。重さは量りませんでしたが、たぶん100g以下。カロリーは220kcal, カロリーからの脂質は4g(のうち飽和脂肪酸は2.5g), 塩分は700mg, 炭水化物39gでした。久々に黄色何号や怖くてみたくない食品添加物表示の食品を頂きました。  やはり手間はかかっても、自分で作るマカロニ&チーズが一番おいしいです。

65-2.jpg

Annie’s Homegrown Natural and Organic food
http://www.annies.com/
Kraft Food Inc.  
http://www.kraft.com/


2007年11月25日

ターキー(七面鳥)と眠気  

 ホリデーシーズンがやってきましたね。22日の木曜日にアメリカでは感謝祭が行われ、私もパーティに行ってきました。感謝祭というと、オーブンで長時間焼かれたターキー(七面鳥)にクランベリーソース、マッシュポテトなど、数多くの食べ物や飲み物に囲まれ楽しく過ごすのですが、とにかく食べっぱなしの1日です。これも1つの楽しみなのです!招待してくださった家族のご主人は台湾でレストランをいくつも経営し、自らも料理人、そして奥様はシェフではありませんが、料理上手に加えて、テーブルコーディネーターなどを教えたりしているそうです。二人の大学生の息子さんも料理とは別の勉強をしていますが、これまた料理上手でした。彼らの家はマンハッタンから電車で30分ほどにあるGreat Neckというロングアイランド地区にあります。大きなお家には大きなオープンキッチンが一階にあり、地下にもキッチンがありました。さすがレストラン経営しているだけあって、オーブンなどキッチン用品にはこだわりがありました。台湾人の家庭でも息子さん達はアメリカ生まれなので、お料理は伝統的なアメリカ式料理でした。

 ところで、「ターキーを食べると眠くなる」と聞いたことありませんか?毎年ターキーを食べるのですが、食後に眠くなるなど、あまり意識をしたことがなく、お腹がいっぱいになるので眠くなるのではないか、くらいにしか思っていませんでした。しかし今年の感謝祭の前週にAdvanced Nutrition I(栄養生化学)のトピックがたんぱく質だったこともあり、たんぱく質の合成から吸収から(とにかく細かい!)学びました。そのせいか「本当に眠くなるか」と興味を持ち、意識しながら過ごしてみました。

 ターキーを食べると眠くなるというのは・・・トリプトファンという必須アミノ酸が含まれていて、それが眠気を誘うといわれています。トリプトファンは人体内で合成することができないため、食べ物で摂取しなければなりません。トリプトファンはターキーの他に鶏肉や魚介類、バナナ、ゴマ、玄米、大豆、納豆、豆腐、ハチミツにも含まれています。

 なぜ眠くなるのか?
 
 トリプトファンは脳に運ばれると「セロトニン」という脳内物質を作る原料になります。トリプトファンを材料として体内で合成される「セロトニン」には催眠や鎮痛、精神の安定などの効果があります。つまりセロトニンが不足すると睡眠障害や、精神が不安定になり、鬱傾向になるようです。セロトニンが作られると、睡眠ホルモンと言われる「メラトニン」が活発に分泌されます。これが眠気を誘います。感謝祭の食事の後、眠くなると言われるのはトリプトファンの含まれるターキーや数多くの食べ物を普段より多く食べるからかもしれませんね。

 そういえば、友人が眠れない夜は温めた牛乳を飲んだり、バナナを食べると言っていた理由がわかりました。バナナには精神を安定させるマグネシウムや眠気を誘うビタミンB6なども含まれているので彼女の睡眠を助けてくれると言っていました。牛乳にバナナなんてお腹が痛くなりそうな組み合わせだと思ってしまうのですが・・・

 話は感謝祭に戻りますが、今年の感謝祭のパーティで意識したことは、とにかく飲みすぎない、食べ過ぎないことでした。白ワインをグラス2杯とアップルサイダーを2杯。大きなお皿一皿にターキーのスライスを二枚にマッシュポテトや他のディッシュももう少し食べたいかなというのを我慢して盛り付け・・・・ワインや前菜を食べた時点ではまだ楽しい気分でいろいろな人とおしゃべりしていましたが、ターキーの盛り付けられた一皿を食べた後は本当にスーと眠気が誘われるのがわかりました。お腹はいっぱいではなかったのですが、とにかく眠い。もしかしたらお酒のせいだったのかもしれません。その眠気もデザートのパイやプディングケーキが出されると飛んでしまいました。

 美味しい食事に囲まれ→お腹がいっぱいになり→眠気が誘われる→のんびりできて、最高のひとときでした。

66-1.jpg66-2.jpg

2007年11月28日

2つのプレゼント 

 最近、今まで頑張ってきた事(まだ続くのですが)が2つ達成しました。1つは来年1月からの登録栄養士のインターンシップが正式に決まったこと。2つ目は以前にもご紹介したコロンビア大学のAsk Alice!の主催する100マイルクラブ から“達成おめでとうスポーツ・シャツ”を頂きました。

 米国登録栄養士(Registered Dietitian)のインターンシップの応募を米国栄養士協会(American Dietetic Association-ADA)にしてから約二ヶ月弱、コンピューター・マッチングシステムの結果が出ました。応募する時に希望場所をだいたい3つくらい決めて提出します。結果は成績、仕事やボランティア経験、小論文などを基に決まります。私はきっと通るだろうと信じ込んで、コロンビア大学のみ応募しました。応募した後に同じ学校の友人達から不安だったので2~3の希望は出しておいたと聞き、締め切りは終わっていたので、もう何もできないー。待つことしかできず、正直、結果が出るまではドキドキでした。結果発表当日にADAのコンピューター・マッチング専用ウェブサイトにログインすると、“結果画面に行くとマッチング結果がわかります、ない場合はどこにもマッチングされていないということです”というアナウンスを見て、ますます結果を見るのが怖くなりましたが、“コロンビア大学教育大学院”マッチングと出ていたので、ホッとしました。まだまだこれからなのですが、一応ひと区切り。1月から11ヶ月間のインターンシップが始まります。

 2つ目は昨年にご紹介した学校の主催している1週間に100分以上運動をしようと学生が大学関係者に働きかけるクラブ“100 MILEクラブ”のメンバーになってから1年が経ちました。運動をする前か後にどんな運動を、どれくらいするか又はしたかを自己申告制度で自分のページに記録していきます。一応毎週100分以上の運動を1年間がんばって続けたので、“達成おめでとうスポーツ・シャツ”をプレゼントされました。長袖のシャツなのですが、きちんと汗を吸い取ってくれる、本当にスポーツ専用のシャツなので、寒い冬の屋外での運動にはぴったりです。昨年の夏くらいまではボクササイズとヨガを中心にしていたのですが、昨年取ったクラスでこのクラブの事を聞いてから学校のジムに通うようになりました。ジムでは有酸素運動、ウェイトトレーニング、ストレッチをするのですが、だいたい1時間くらい。もっと短い時も多々ありますが・・・運動を続けているせいか、頻繁に風邪を引くことがなくなりました。でも、あまりお肉を食べないせいかウェイトトレーニングの回数が少ないからか、目に見えて筋肉がついたとは思えないのですが、確実に体重は増えた・・・・これはいいのか悪いのかわかりませんが。友人達は筋肉が増えたせいだと言い続けてくれています。でも体が丈夫になった気がするので、体重が増えようと筋肉が増えようと止められません。来年は何色のシャツがもらえるかなぁ?とジム通いは続きます・・・

 今学期は今までで一番忙しく、精神的にも肉体的にも疲労を感じていたので、これらの大きな2つのプレゼントには励まされました。そして努力は無駄にならないとつくづく感じました。今回はちょっとしたご報告をさせていただきました!

67-1.jpg67-2.jpg


About 2007年11月

2007年11月にブログ「ニューヨーク食育&フード事情」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2007年10月です。

次のアーカイブは2007年12月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.36