小豆三昧 ~めでたい小豆が腎臓に良い~
「新年明けましておめでとうございます!」今年もどうぞよろしくお願い致します。更新が遅れて申し訳ありません。日本で3週間ほどゆっくりしてきました。
おいしい食べ物に囲まれ、湯船につかり、こたつでうたた寝など、学期中とは正反対のリラックスした生活を送っていたのですが、ニューヨークに帰る飛行機の中で熱を出してしまいました。いつもは風邪を引きそうだと感じたら、運動をして汗を出して防ぐのですが、今回は運動もせずに大食を続けていたからかもしれません。
ところで、今回、日本で一番よく食べたのは小豆かもしれません。もともと好物ではあったのですが、体が確実に欲していたのがわかりました。「小豆が腎臓に良い」と聞いたことのある方も多いかもしれません。なぜ私の体が欲していたのかと言いますと、私はもともと腎臓が強くなく、睡眠不足やストレスなどいろいろな要因が腎臓に負担をかけていたからかもしれません。特に腎臓のために食事療法をきちんとするまでではないのですが、塩分の摂り過ぎ(カリウムとナトリウムのバランスが崩れる)、水分を摂りすぎると、顔と体がむくみます。私には1日何リットルの水を飲む健康法などは適しません。体に聞きながら適量を飲んでいます。
外食や不摂生が続くと、体がむくみやすくなります。その時はむくみを取るのに効果のある小豆を食べます。即効性を要する時にはマッサージをしますが、明らかに腎臓や肝臓が疲れていると感じた時は小豆を煮ます。特に煎じた煮汁に効果があります。
小豆にはビタミンB1(チアミン)とB2(リボフラビン)が多く含まれており、血液浄化作用、利尿作用を促進する働きがあり、便秘にも効果があり、体全体の毒素を排泄してくれます。そして常食すると慢性疲労の回復にも繋がると言われています。
ビタミンB1が不足や白米の多食は脚気につながると言われていますが、B1を多く含む小豆が白米に足りないB1を補ってくれるので、一緒に炊いていただくとバランスが取れるという昔からの知恵は、おめでたいだけではなく、栄養のバランスもきちんと考えられて素晴らしいと思います。
先学期に履修した栄養生化学II によると、B2のリボフラビン不足は、舌や口内の炎症や充血、むくみ、虫歯、皮膚炎の原因になると言われています。そのためB2が豊富な小豆を適量摂取すると、こういう症状も緩和できます。以前、小豆の煎汁や小豆の粉で洗顔すると肌がすべすべになると聞いたことがありますが、みなさんは聞いたことがありますか?
日本に帰ってから真っ先に作ったのは「小豆かぼちゃ煮」でした。作り方はマクロビオティックを実践していた時と同じ作り方ですが、砂糖は使わず、水と天然塩だけで小豆とかぼちゃを煮ます。塩の量を減らして作りました(普通は小豆3カップに塩小さじ1ですが、私はその半分以下で作ります)。お砂糖を入れなくても、塩だけで十分な甘味が出ます。なるべく高級品の小豆を使う方がふっくら炊けます。
外でのティータイムも最初に訪れるのはチーズケーキやタルトなどが頂ける西洋カフェに行くのですが、今回は真っ先に和菓子専門店のカフェに入り、あんみつと粒あんのお饅頭セットをいただきました。一緒した母親の小豆たっぷりの「粟ぜんざい」も美味でした。お砂糖たっぷりでは意味がないのでは?と思うのですが、たまにはこういう楽しみも必要です。
3週間、よく飽きずに小豆を常食できたと思うのですが、ニューヨークから持ち帰った疲労も取れ、むくみも取れました。最近は「あずき茶」というのも販売されています。
ニューヨークに戻ってからも小豆を煮ています。日本食品店で購入するのではなく、自然食品店で売られている「オーガニック・アズキ」を使用しています。
現在の発達した医学も素晴らしいと思いますが、昔からの知恵も大切にうまく取り入れて、健康的な生活を送りたいですね。
写真はお気に入りの和菓子店の「そば饅頭」と栗きんとんをアズキで包んだもの。

