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栄養カウンセリング <Nutritional Counseling>

 今学期はインターンシップに加えて3科目授業を履修していますが、その中の栄養カウンセリングのクラスの内容や教科書が現在のインターンシップにとても役立つことを最近発見しました。

 最近は患者さんと話す機会が多く、24時間思い出し法の他に患者さんの健康や生活に関する悩みや相談なども聞いてアセスメント記録として残しておかなければなりません。

 人とコミュニケーションを取るのは好きな方なのですが、カウンセリングや患者さんの健康の改善に向けて話す際にはコツが必要で回数を重ねることが大事だと感じます。以下の3つは患者さんと話すときに困難になることが多い事です。

1.よく話してくれる患者さんと話すときには時間制限をしっかりしないといけないこと。

2.患者さんの体調や症状だけではなく、生活環境、経済状況についても考慮しながら話さなければならないこと。

3.腎臓透析患者の食事療法はとても厳格なため、患者さんが正直に何を食べているかなどをしっかり聞き分けなくてはならないこと。

 3つの中でも特に1番の時間制限を決めて話すことに難しさを感じています。1回の透析が完了するまでに約4時間かかるため、患者さんはテレビを観る、音楽を聴くことはできますが、退屈してしまう人が多いため、話しをしに行くととても喜んでくれる患者さんが多いです。

 先日とても話好きな患者さんとの会話に45分ほどかけてしまいました。他の患者さんとはだいたい10分から15分ほどなのですが。患者さんの食欲の様子や体調などを聞いていくうちに話が反れてサイクリングが大好きだった事などを永遠と気がついたら私が聞く側になっていました。思い出を嬉しそうに、活き活きと話してくれるので、話を断ち切ることができませんでした。しかしこのままいくと終わらないと感じたので、「次の患者さんと話さなくてはならないので・・・」と言うと、「聞いてくれてありがとう」と言ってもらえ、次に移れたのでよかったのですが、患者さんを傷つけないように話を終わらすのはとても難しいです。

 指導者にこのことを話すと「慣れてきて、同じ患者さんと何回も接していれば、いつ話しを区切ればよいかわかるようになるわ」とアドバイスをいただいたのですが、その後、授業のカウンセリングで使っているMolly Kellogg 著のCounseling Tips for Nutrition Therapists-Practice Workbook vol.1の中にある時間制限についてのアドバイスを調べてみました。ここでは患者ではなくクライアントと呼びます。


Tip 1: セッションの始め又は電話予約の時点で予想時間を決めてクライアントに伝える。

Tip 2: 見える位置にクライアント用と自分用の時計を置いておく。

Tip 3: もしクライアントが遅れてきたら、「申し訳ないけれど、今日はこれくらいしか時間が残っていないから」と伝える。もし自分にその日の予定に余裕があり、快くクライアントに予定通りの時間を与えるとしたら「いつもそうではないということ」を伝える。

Tip 4: セッションの途中で必ず時間について述べる。「あと10分ほど時間があるけれど、あなたにとって必要なことは話せている?」と聞く。特に時間を強いてもカウンセリングを続けたがるクライアントにはとても重要なTipです。時には料金の話をする、次回のセッションの話を持ち出す、又は玄関まで一緒に歩くこともしなくてはならないかもしれません。

Tip 5: もし自宅がオフィスなら、玄関にオフィスだというサインを出すこと、言葉を使ってセッション時間を伝えるなどの工夫をする。

Tip 6: クライアントの中には共感の言葉「ここでセッションを終わらせるのは申し訳ないのですが・・・」「今の気持ちを次回まで抑えておくのは難しいとは思いますが、変化はゆっくりと現れることを覚えていてください」などをかけるとこれらの言葉に答えてくれるでしょう。

Tip 7: 料金を取りにくかったら、初めからポリシーを決めておくこと。

Tip 8: 次回も同じトピックを取り上げることを約束する。そしてそれについてノートを残しておく。

Tip 9: セッション時間が終わる10分前にクライアントの計画がきちんと話せたかどうか確認する。

Tip 10: セッションが終わり、自分自身で上記に上げたTipsが行えたかどうか思い出すのが難しい場合は同僚や上司に助言をもらう。


 このTipsに沿ってさっそく試してみました。聞きたいことがきちんと聞けて、患者さんとの会話もスムーズになったような気がします。慣れるまで大変ですが、マニュアルに沿って学び、実践することは大事ですね。

* 写真は授業で使用しているテキスト、“Conviction” と “Confidence” と書いてある用紙はお医者さんや医療従事者の信念度と自信(確信)度を測る時に使用します。患者の問題行動を変えることに自信がある、信念があるほど、数値が上がります。

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2008年02月22日 00:13に投稿されたエントリーのページです。

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