インターンシップの第三週目は同じ地域にある腎臓透析センターでのミーティングから始まりました。医療系マネージメントをする会社が主催するこのミーティングには同じ地域にあるいくつかの透析センターの栄養士、看護婦、ソーシャルワーカー、医療事務などに関わる人が集まり、丸1日かけて行われました。センターごとにデーターが出され、患者の具合、栄養改善などを話し合います。ベテランの腎臓専門の栄養士と看護婦のプレゼンテーションに加え、腎臓と透析に関する知識を上げるために間違ったデーターの出た患者のカルテを実際に見て、何がミスデーターの原因になったのかなども話し合いました。私はとにかく新しい専門用語を理解するので精一杯でしたが、先学期に履修した臨床栄養学では学べなかった腎臓病、透析の奥深さを学べました。
残りの2日間は主に患者さん回り、検査結果を渡して栄養についてアドバイスをしました。例えばアルブミン数値が平均より低い場合にはたんぱく質の摂取量について話します。
必要栄養量を満たしていない患者さんには高カロリー、高タンパク質、低ナトリウム、低カリウムの栄養剤を薦めます。栄養剤はドリンクタイプのものやジェルタイプ、ヨーグルトやプリンなどに混ぜて摂るパウダータイプのものがあり、患者の水分制限量などによってドリンクにするかジェルにするかを決めます。
- バニラ味のシェイク(Renal Vanilla Flavor (8FL oz. 237ml))
カロリー:475 kcal、たんぱく質:17.4g、炭水化物:47.3g、脂肪:24.1g、ナトリウム:210㎎、カリウム:192g
- ワイルドベリー味(またはオレンジ味)のジュース(Boost Breeze (8FL oz. 237ml))
カロリー:250 kcal、たんぱく質:9g、炭水化物:54g、脂肪:0g、ナトリウム:80㎎、カリウム:20g
- ネプロ(Nephro (8 oz.)) カロリー:425 kcal、たんぱく質:19.1g
そのほか、便秘のある患者には食物繊維パウダー(UniFiber)を薦めます。
患者さんにこれらの栄養剤を薦めると、どんな味なのか等を聞かれるので、私も試してみました。シェイクは最初のひとくち目はバニラ味なので飲めるのですが、ふたくち目には薬の味も感じられ、濃厚なこともあり、1パックは飲めませんでした。
患者さんに水分摂取、カリウム、ナトリウム制限の食事方法を伝えるたびに、食事制限のない生活ができることはなんて素晴らしい事なのだと日々感じています。
*写真は栄養ドリンクと食物繊維パウダーです。
コメント (2)
こんにちは。塩分はだめですよね。腎臓は。ところで、患者さんはどういう原因で来られているんでしょうか?代表的なことがありましたら教えてください。
投稿者: Omori | 2008年02月18日 23:39
日時: 2008年02月18日 23:39
Omoriさま、こんにちは。いつも貴重なコメントをありがとうございます。塩分も控えなくてはならないので必ず低ナトリウムの食品を選びます。現在の透析センターに来ている患者の多くは心疾患と腎炎症を含めて慢性腎不全が原因で来ています。患者さんの多くは高血圧をもっている人も多いです。またいろいろ質問してください。私もとても勉強になります。よろしくお願いします。
投稿者: Asako | 2008年02月19日 00:35
日時: 2008年02月19日 00:35