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2008年06月 アーカイブ

2008年06月15日

企業の環境問題取り組み 

 現在インターンをしている弁護士事務所で最近ごみの分別を始めました。インターンシップが始まったばかりの頃、ごみの分別が行われていなかったので不思議に思っていたので、私がいる間にこのような取り組みが行われて嬉しいです。

 ごみの分別は日本のように缶、ガラス、紙など全てを分別するのではなく、用意されているゴミ箱は二種類。1つは“コンポスト用”食べ物の食べ残し、コーヒーのかすなど。もう1つは“リサイクル用”缶、瓶、紙類全て。

 今まではプラスチックの容器、フォーク、スプーンを使用していましたが、ごみの分別と同時に使い捨てのお皿やカップ、フォーク、スプーンなども環境に優しい素材に変わりました。容器の名は“エコテイナー(ecotainer)、”エコはエコロジーの意味、テイナーは容器を英語に訳すとコンテイナーということから、テイナーとエコを合わせたようです。

 これらの容器やごみの回収はニューヨーク州のお隣のニュージャージー州にある“Sprint Recycle”という会社が行います。この会社の情報によると、毎回1トンの紙をリサイクルすると17本の木、79ガロンの石油、7000ガロンの水を節約することができるそうです。

 たった二つの分別なのですが、正直に、ほとんどの人がきちんと守ってくれていないのが現状です。ゴミ箱の上にはきちんと貼り紙がしてあるのに、注意して見てくれる人がほとんど。見かねた私は字を大きくしたポスターを作ってみました。今は弁護士事務所からその貼り紙を張る許可を待っています。許可が下りたらどれくらい社員の方の意識が変わるか楽しみです。

 先日訪れた証券会社は徹底してごみの分別をしていました。私がお会いしたディレクターの方とのメールの最後には彼の名前の上に”please consider the environment before printing out this email – このメッセージをプリントする前に環境の事を考えてください”とのメッセージがついています。こういう方が会社の上に立つと環境問題にも本業と同時に積極的に取り組めるのかもしれませんね。

 食糧品価格の上昇や地球温暖化など次々に解決されるのか、解決できるのかと不安になるような問題が増えてきていますね。私もできるだけ3R(Recycle, Reuse, & Reduce)を心がけています。狭い視野でみると、私の周りでは食べ物はどんどん捨てられているし、クーラーをガンガンかけた豪華パーティは行われる、どこに問題があるのですか?と思ってしまうのですが、世界に目を向けてニュースなど気をつけて読むと、不安になります。不安になるだけではなく行動して少しでもエネルギーを節約したりしないと思います。

 この弁護士事務所の次の取り組みは環境や農業を考えて、なるべく地産地消の野菜や果物をカフェテリアにもっと多く取り入れることだそうです。なるべく早く多くの人の意識が変わると嬉しいです。

*写真はエコ製品のフォーク、スプーンナイフ、紙ナプキン、カップ。分別されたごみ箱。

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2008年06月27日

健康な甲状腺を保つための食事方法

 アメリカに来てから甲状腺機能低下症という病気名をよく聞くようになりました。この病気は甲状腺ホルモンの分泌が低下し、活動が低下する代謝内分泌疾患の一つです。診断方法は簡単で、甲状腺機能の異常は甲状腺ホルモンと甲状腺刺激ホルモンの血中濃度を調べればわかります。機能低下症の特徴は甲状腺刺激ホルモン(TSH)値が高くなることです。アメリカでは10以上が異常と見なされますが、患者1人ひとり体質が異なるため、数値が3の人でも他の症状などから判断して甲状腺機能低下症と診断されることもあるそうです。しかし数値が3~5の患者さんにはなるべく薬を処方したくないお医者さんが多いそうです。薬の服用によって甲状腺機能亢進症の症状や他の甲状腺の病気を導く可能性もあるからだそうです。

 実は私も今年に入ってから甲状腺機能低下症の疑いがあるのではないかと言われ、検査をしました。検査の結果、数値も3以下で異常はなかったので安心しましたが、この病気の症状のほとんどが当てはまったので異常がなかったのが不思議でした。症状とは疲れやすい、急激な体重増加、顔や体のむくみ、筋肉や関節の痛み、皮膚の乾燥、髪の毛パサつく、忘れっぽくなる、躁鬱状態になることがある、汗をかけないなどです。私は汗をかけないという症状とは反対に甲状腺機能亢進症の症状に近いほど、汗をかく量が増えました。

 お医者さんの予約が取れるまでと、検査結果が出るまでは、不安でしょうがなく、一生、薬を飲まなくてはならないのかなどと落ち込みましたが、同時に食事で症状が良くならないものかと必死に調べ、実践しました。今回の結果は大丈夫でしたが、これからもストレスや睡眠不足が続くなどの生活がしばらく続くので、将来のためにも健康な甲状腺を保つために効果的な食べ物をきちんと摂り続けたいと思います。食事の内容をこの病気の治療をしている方、多くの女性の方の予防としてご紹介します。

-ヨードの摂取量を増やす:海草やシーフードにも含まれるヨードは甲状腺ホルモン生産に必要な微量元素です。1日に必要とされる量は150マイクログラム。しかし、この基準は日本人には多いと思うので、日本の基準に合わせてください。

-セレニウムの摂取:セレニウムも甲状腺ホルモン生産に必要な栄養素です。1日55マイクログラムの摂取が理想的。主な食べ物はマグロ、米、ブラジルナッツ。

-大豆摂取を控えめに:これにはちょっと驚いたのですが、大豆に含まれるイソフラボンが甲状腺ホルモンの生産と使用を妨げるそうです。1日50mg以下の摂取が好ましいとのこと。

-ストレスをためない:ストレスによって体内で生産されるステロイドが甲状腺刺激ホルモンを妨げ、それが慢性の心配性やうつ病の原因になるそうです。精神的な障害が甲状腺機能異常を導く原因に大きくつながるそう。

-オメガ-3脂肪酸の摂取:魚に多く含まれるオメガ-3脂肪酸は細胞粘膜の維持にとても重要で、甲状腺ホルモンを体内に輸送するためにも必要だそうです。

 以前は高齢者、特に女性に多く見られた甲状腺機能低下症ですが、最近では20代や30代の発症も珍しくないそうです。友人も30歳の時に診断され、それから10年経った今でも薬は飲み続けていますが、とても元気です。今回の一時的な不安から健康の有難さをしみじみ感じました。

*写真はブラジルナッツ。アーモンドなどの他のナッツ類に比べて大きいので少しの量を食べるだけで満足です。

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