最近、私の周りで食物アレルギーが原因で病院に運ばれた例が2件続きました。一人は松の実、もう1人はマンゴ。二人ともレストランでウェイターに確認せずに、松の実やマンゴなどが入っていると予想もつかないメニューを選んでしまったのが原因です。アメリカに来てから、日本ではあまり聞かなかった食物アレルギーを聞くようになりました。リンゴアレルギーもその1つ。
アメリカでは授業中に食べ物を食べるのはまったく構わないのはご存知かもしれませんが、リンゴやベビーキャロットなどは特にポピュラーなスナック。私もリンゴをかじったりします。以前履修していたクラスで、ある時クラスメート全員に1人のクラスメートからリンゴアレルギーのため、自分は食べなくても、そばで誰かが食べているだけでアナフィラキシー・ショックを受けてしまうので、その授業中は食べないで欲しいとメールが送られたことがありました。
6月のフードサービスのインターン先でも食物アレルギーについての教育資料をキッチンスタッフに作ってから、食物アレルギーや食物不耐症に興味を持ちました。
私も食物アレルギーを持っています。牛肉を食べると体全身にひどい蕁麻疹が出てしまいます。
食物アレルギーはアレルギーの原因となる食物(小麦、海老、乳製品、大豆、ピーナッツ、ナッツ類、卵など)のアレルゲンが体内に入ると、免疫(アレルギー体質の人は免疫の抑制作用が弱い)が過剰反応を起こします。そうすると抗体を大量に発生させ、ヒスタミンを放出します。これが様々な症状を起こします。ヒスタミンは通常、血管を広げたり、筋肉の収縮、神経を刺激する働きがあるのですが、これが、皮膚で起こるとアトピーや蕁麻疹、胃腸で起こると吐き気や下痢、気管支で起こると喘息や呼吸困難を引き起こします。
食物不耐症の場合は免疫システムではなくて酵素に問題があるようです。私はたぶん生のたまねぎやねぎ類を消化するための酵素が少ないような気がします。そのため毎回食事の後には胸焼けがします。
私の周りでもアレルギーを持っている人は多いのですが、特にアメリカ人の友達から聞くのはリンゴアレルギー。私はよく牛肉が食べられないのはかわいそうだね、と言われますが、全く苦ではありません。リンゴが食べられない方がつらいです。アレルギーではないですが、乳糖不耐症を持つ人もとても多いです。
食物アレルギーから自分を守るには買い物の際に食品ラベルをしっかりチェックすること、アレルゲンを見つけたら絶対に食べないことが大事です。外食の際にはあらかじめお店の人に伝えておくことも必要ですよね。
先日、牛肉エキスで作った野菜スープによって蕁麻疹が出てしまいました。きちんと聞けばよかったのですが、「野菜スープ」を牛肉エキスで作るとまで思っていなかったからです。たぶん韓国料理のお店でしたら想像がついて聞いていたかもしれません。
また気をつけていても、食品にまぎれ込んでいる場合も多いです。どんな食品にアレルゲンが隠れているかをインターンの経験や自分の経験などからご紹介します。
- サラダドレッシングの油が精製されていないナッツ(ピーナッツなど)類から作られた場合。
- パスタなどに使うペスト・ソースに含まれるナッツ。
- ケーキやデザート類:卵、牛乳、小麦、ナッツから作られたもの。
- ベシャメルソース:牛乳、小麦
- 大豆製品も様々な食品に使われています:ベジタリアン用のソーセージ、ハンバーガー、特にアジア系料理には多く使われます-醤油、豆腐など。
- 私の場合、カレー粉などに含まれるビーフエキス
焼き菓子やパンなどを購入する際に「ピーナッツなどのナッツ類が含まれていることがあります」などの表示を必ず見かけます、そういう細かいところも注意してみて、絶対に食べないことが食物アレルギーから自分を守る大事なことです。
*写真はクッキーの食品ラベルの例です。よーく見るとSoy beansの表示が。