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Environment アーカイブ

2006年09月03日

ECO‐FEST エコ・フェスティバル

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 今日はリンカンセンター・プラザで環境問題に意識をもっと向けようという趣旨で行われたECOFESTに行ってきました。

 このイベントは毎年行われています。環境にやさしい衣類、日用品、食べ物、電気製品、アクセサリー等を紹介する会社や団体がブースごとに分かれパンフレットやサンプルの配布を行っていました。最初に見たブースでは子供達が楽しそうにカラフルな粘土らしきものを練って、色々な形を作って遊んでいました。最初は環境にやさしい粘土かなと思っていましたが、よく見るとUSDA承認のオーガニック石鹸を販売するVERMONT SOAP ORGANICSが提供する手作り石鹸を作ろう!(私が勝手に名付けました)という企画でした。この石鹸はオーガニックオイル、天然の香料や色素から作られているので子供から大人まで安心して使えますね。詳しくはこのサイトへ:www.vermontsoap.com

 食べ物はクレープ、エスニックフード、アップル・ピーカン・かぼちゃなどのパイ、フライドチキン等が販売されていました。

 ところでSolar Oven(ソーラー・オーブン)という言葉を聞いたことがありますか?太陽熱からオーブンを作動させます。確かに環境にはいいと思いますが、天候の悪い時には使えるのだろうか?と思い、質問をしたかったのですが、私より前の人がずっと質問を続けていたので待ちきれず、後で調べようと諦めてしまいました。

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 エコフェスタが行われた会場には演奏会や舞台で有名なリンカーンセンターにある一角の広場で行われていたため、大きなステージがありました。今回は様々な演奏家が出演していました。

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 その他気になったブースですが、オーガニック材料から作られたCELL-NIQUEという飲み物が珍しかったです。この飲み物についてはもう少し情報を集めてから後日紹介できればと思います。またConEdison Solutionsから紹介されているWind Powerと言って電力を使うのではなく風力を利用しようという働きかけにも興味を持ちました。月の光熱費に数ドル加えるだけで環境問題の原因いうもの。

 最後に紹介したいのがVegan(ビーガン:動物性(乳製品・卵を含む)を一切摂らない菜食主義者)のブース。多くのパンフレットが机いっぱいに広げられており、なぜビーガンになる必要があるのかというのが細かく説明されていました。なかでも牛・豚・鶏・シーフード・卵・乳製品の生産過程の内部事情が細かく記載されたパンフレットにはとても衝撃を受けました。動物達が私達の口に入るまでにどんなに傷つけられ、自然でない生き方をさせられているか・・・・。写真付きだったので途中で読むのに耐えられなくなって最後まで読めませんでした。ひとそれぞれ考え方が違いますが、私はこれから動物性を頂く時には感謝して頂きたいと思いました。エコフェスタで貰ってきたパンフレットのほとんどがビーガンについてでした。(写真あり)写真にも写っていますがビーガンの子供のためのパンフレット“Veg Kids”には私にとって興味深い栄養のとり方、ビーガンであるためのメリットが載っていておもしろいので是非次回に紹介しようと思います。久しぶりに多くの団体・会社の運動を見て改めて環境問題について考えさせられました。もっと積極的に活動していかないと・・・地球を守るためには!

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2007年05月16日

ブルックリン農場でボランティア!~Added Value in Red Hook, Brooklyn~

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 5月の初めにブルックリン地区レッドホックにある「Added Value」非営利団体が運営する農場で春学期に履修していた地域栄養学論を通してボランティアをしてきました。

 この日は天気がとてもよく、汗ばみ、日焼けをしながらも土や草花など自然に触れる事ができ、とても楽しく過ごせました。

 このAdded Valueは2001年に始まりました。活動は農場管理、ファーマーズマーケット開催、食農教育プログラムの実施等です。

 現在Added Valueの管理する約2.75エーカーのコミュニティー農場の前は公共のグラウンドでしたが、近くに新しく公共のグラウンドができてからは更地となってしまったため、コーネル大学や多くの人々の協力により農場を作ることにしたそうです。そして21世紀に活躍する若者達や住民によってコミュニティーの環境と健康の持続可能性を育んでもらおうという目的でできた「21世紀パーク」とも呼ばれる農場は2003年に出来上がりました。現在は約2,500人以上の人々が様々な形でボランティア活動をしています。

 Added Valueではティーンエイジャーが活動の中心になるというのが1つのモットーでもあるので、レッドホック地区に住む85人以上のティーンエイジャーが毎週、平均17時間以上Added Valueで働いています。彼らは彼らの家庭の収入の約30%と同じくらいの俸給を毎月受けています。

 約12人のクラスメイトが今回のボランティアに参加しました。まずはティーンエイジャーからどんな植物が植わっているか、肥料の説明、Added Valueの活動について説明を受けた後、雑草抜きや土を掘り返す作業をしました。植わっていた野菜はなす、数種類のレタス、トマト、ねぎ等でした。他にもパンジーなどの花も植わっていました。また肥料はもちろん農薬を使わず、ブロンクス動物園から寄付されたものを使っています。

 この農場で採れた野菜はファーマーズマーケットで住民やレッドホック地区の4つのレストランに提供されています。本格的な地産地消ですね。

 Added ValueではFood Changeという他の食農教育を推進する団体と一緒にブルックリン地区の学校に農の素晴らしさや重要さを学校で教えるべきとして、「Farm to School」(農と学校のつながり)という活動も行っています。2006年には250人の小学校1-2年生が農場見学に来たそうです。他にも子供達はこのプログラムを通して採れたて野菜を使った料理教室や食生態のサイクルについて学ぶことができます。

 他の活動としては、近辺のスーパーマーケットの品質改善などです。レッドホック地区には最近では若い夫婦などが住み始めていて、おしゃれなカフェ等ができていますが、低所得者が多く住む地域でもあります。近所で売られているものは、値段が高いわりに質の悪いもの(高脂肪・高砂糖を含む加工食品)が多いため、Added Valueでは、こういった店に質の高いもの、いわゆる新鮮な野菜や健康に良いものを置いてもらおうという活動も行っています。

 今回は朝10時半から2時半までの作業でしたが、改めて農作業は体力勝負であることを実感しました。植物を育てるのがいかに大変か、小農家が少ない予算でどれだけの時間をかけて栽培を行っているのかを考えると、もっとファーマーズマーケット等に貢献しないといけないと感じました。
またティーンエイジャーの顔が活き活きとしていたのもとても印象的でした。自然と触れ合う事の大切さを改めて実感した1日でした。

*写真は農場の一部、説明してくれたティーンエイジャーたちです。
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2007年07月03日

“The Science Barge ”-持続可能な都市農園

 今回もネパールボランティア報告ではなく都市農園についてお伝えしたいと思います。

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 ニューヨークのNPO環境保護活動団体“ニューヨーク・サン・ワークス‐New York Sun Works”によって開かれているハドソン・リバーに浮かぶ平底の荷船“Science Barge”のツアーに参加してきました。コロンビア大学からも地球や環境に携わる研究員がこのプロジェクトに参加していています。サイエンス・バージのツアーの目的は1人でも多くの人に自然のエネルギー利用、気候の変動、“Sustainable”持続可能な暮らしについて理解してもらうことと、次の目標としてこのシステムをニューヨークに立ち並ぶビルの屋上や学校に徐々に取り入れることだそうです。通常は農業や都市開発に関わる人達向けに行われているそうですが、一般の人達にも公開して理解をしてもらうために今年5月から10月までツアーが行われています。

 Bargeとは荷船のことで、小さなスペースに太陽電池や小型風力発電機を取り付け、燃料はバイオディーゼルや廃棄植物油、グリーンハウスと呼ばれる温室で作物を栽培しています。このような太陽熱、風力、バイオ燃料によって二酸化炭素排出量を削減できます。

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 温室の中の作物は水耕栽培で、土壌は使いません。水耕栽培は水、無機養分、酸素の供給などが揃っていれば作物栽培が可能です。Bargeの温室ではハドソン・リバーの水と雨水を循環させて作物を栽培しています。トマト、きゅうり、ペッパー類(大きいピーマン)、レタスや水菜など葉ものが全て無農薬で栽培されています。肥料も海水の成分を利用してできたものを使用していました。作物も育つのが早く、きゅうりは1日に20cm伸びるそうです。ただ、根菜類の栽培はまだ試していないそうですが、土壌が必要なので、難しいと言っていました。

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 この温室システムをニューヨーク市のどこかに5千ヘクタール位取り入れることができれば、ニューヨーク市民が食べていけるだけの農産物を生産できるのだそうです。このシステムは環境にいいだけではなく、フードマイレージの距離が縮められ、コストもかかりません。地産地消と二酸化炭素削減の指針になります。トマト1個ができるまでに必要な資源をアメリカ国内産のトマト サイエンス・バージのトマト
を比較して例に挙げてみると:


       アメリカ国内産のトマト     サイエンス・バージのトマト

二酸化炭素排出 3/4パウンド (340g)        なし
水の使用量 8ガロン (30.3リットル)      2ガロン(7.5リットル)
土地のサイズ 0.7平方フィート       0.1平方フィート
農薬            300mg         なし
燃料        1/2オンス(14g)‐ディーゼル   1/2オンス‐バイオディーゼル


 サイエンスバージ内の建物や床、ベンチも全てリサイクルです。木や鉄ではなく、全てプラスチックで作られていて、これも持続可能なものです。限られた資源でこれだけのことができるのは素晴らしいと思いました。

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 ちなみにできた作物はどうしているのかと聞くと、セカンドハーベスト(生活困窮者に食事を提供する団体)やフードパントリーに寄付しているそうです。

 ニューヨークの大都市でも新鮮な地元の食べ物を食べられ、環境保護にもつながるなんてとても素晴らしい事だと思いました。本当に応援したい団体の1つです。お天気も良かったので、お隣のニュージャージー州を眺めながらツアーに参加できたのもよかったのかもしれません。ツアーは10月までなので、ニューヨークにいらっしゃる方は是非参加してみてください。

New York Sun Works
http://nysunworks.org/

2007年07月05日

アリス・ウォータースin Barney’s New York  Chez Panisse: Alice Waters

 先日、マンハッタンにあるデパートメントストア、バーニーズ・ニューヨークへ行った時、ウインドウディスプレイに大きく「I ♥ Alice Walters」と書いてあるのが目に留まりました。「I ♥ Alice Walters」の他にはカリフォルニア州、ロサンゼルスで洋服を中心に手がけているdosaというブランドのデザイナーのクリスティーナ・キムからのアリスへのメッセージや地産地消、季節の物、オーガニックなものを食べましょうというアリス・ウォータースの哲学が書かれていました。

 アリス・ウォータースとはご存知の方も多いかと思いますが、カリフォルニア・バークリーにあるレストラン、「シェ・パニース」の創設者、女性シェフです。カリフォルニア・クィジーンの創始者とも言われています。1971年にオープンしたシェ・パニースではカリフォルニア産の新鮮な食材を使った料理を提供しています。アリスは自ら農場を訪れて生産者とのやり取りをして、食材を購入しています。私も約10年ほど前に友達とシェ・パニース目的でバークリーを訪れた事がありました。その日に採れた野菜や新鮮な肉魚類をシンプルに料理してありましたが、新鮮さが感じられ、とてもおいしかったです。

 また、アリスはバークリーにあるマーチン・ルーサーキング小学校の校庭の一部を「The Edible Schoolyard」という農園にして、野菜などを栽培するところから口に入るまでの食の大切さの教育を子供たちに行っています。

 この夏、シェ・パニース財団は彼らのパートナーのdosa と*Heath Ceramicsと協調してバーニーズ・ニューヨークでイベントが行われています。最初に書いた、私が見たウィンドウ内にはメッセージの他にdosa とHeath Ceramicsの作品が飾られていました。

 今回のバーニーズのイベントから、私が信じている「何を食べるか、食べ物を意識すると、日常着る物や使う物への意識も変わる」が伝わってきてうれしかったです。

写真は光ってしまったのですが、バーニーズ・ニューヨークのウィンドウ展示です。
「I ♥ Alice Walters」と書かれているのが見えますか?

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*Health Ceramics:自然材料、地元で生産される素材を利用して陶器(テーブルウェアやタイル)を作っている1948年に創設されたカリフォルニア州ソーサリト(Sausalito, CA)にある団体。
http://www.heathceramics.com/
dosa
http://www.dosainc.com/homepage.html

2007年07月11日

ニューヨークの環境問題への取り組み ~It is easy being Green!~

 年々、環境問題は深刻になっていますが、日々の生活の中で環境について意識をして継続するのが難しいなあと思ってしまうのですが、やはり将来の事を考えると気になります。

 観光都市でもあり、世界中の多くの人びとが生活をするニューヨーク市の公害は相当なものではないでしょうか。ニューヨーク市によると2030年までにニューヨークの人口はさらに増加し、環境汚染の悪化が予想されています。

 ニューヨーク市内では環境汚染を少しでも防ぐために様々な活動が行われています。以前にご紹介した“The Science Barge”もその1つです。今回はニューヨークで行われている“グリーン活動”‐環境に優しい生活へのヒントについてご紹介します。

 1人ひとり、会社ごとが少しの努力、意識をすることで、環境汚染を少しでも減らせます。これを続けるのが大変なことなのですが、一度、生活の一部として取り入れられれば、継続は簡単に可能になるのではないでしょうか。

 Low Impact Living(衝撃の少ない生活)の創設者の1人、ジェシカさんはニューヨークのアパート生活でのグリーン活動のヒントを紹介しています。一部を紹介します。

1.電球を蛍光灯に取り替えると大量のエネルギーの節約になる上、普通の電球よりも10倍は長持ちします。
2.アパートやビルのオーナーはロビーのヒーターやお湯にはソーラー熱(太陽熱)を使うとガスや電気の節約になります。
3.クーラーの代わりに天井につける扇風機を使う:天井の扇風機は夏には部屋を冷やし、冬には暖める役割を果たします。
4.節水型シャワーヘッドを使う:従来のシャワーヘッドはは水を1分間で2.5ガロン使用しますが、節水型シャワーヘッドだと水圧が通常ヘッドより高くなり、水量も1年で4千ガロンまで節約できます。
5.食器洗浄器は1日に何回も使わない:食器がいっぱいになるまでは使わない。節水につながります。
6.電化製品を使用しない時は電気のプラグをコンセントから抜く。

 またリサイクルも環境保護に大きな役割を果たします。日本でも3R(Reduce! Reuse! Recycle!)「削減!再利用!リサイクル!」と言われていますが、ニューヨーク市も3Rに取り組んでいます。ニューヨーク市では現在の住宅廃棄物量の18%がリサイクルされているそうですが、目標は25%です。

 ニューヨーク市のリサイクル法は細かく分かれています。例えばガラス類でもボトルとジャムなどの空きビンのみで、鏡や他のガラス製品はリサイクルできません。紙類のリサイクルも同じで、やわらかい紙でできた本はリサイクルできますが、厚手のカバーの本はリサイクルできません。汚れた紙やペーパータオルなどもリサイクルできません。

 現在、ニューヨーク市で毎週リサイクルされる金属、ガラス製品、プラスチックは4,600トンですが、リサイクル可能な物が1年間で100,000トンも捨てられているのが現状です。紙も同じで、毎週7,000トンの紙がリサイクルされていて、1年で300,000トンリサイクルされるはずの紙が捨てられています。

 ニューヨーク市から各家庭にごみの分別、リサイクル、再利用についてのお知らせが届きます。私の家でも紙類、ガラス類、可燃物、不燃物と分別して、アパートのごみ置き場に持って行くのですが、結局はアパートの管理人が分別関係なくまとめて外に出してしまうので、私たちの努力は水の泡なのです。管理人さんに会ったときに聞いたのですが、考えておくの一言。実行されるのは遠い先でしょう。私たちの将来の地球環境のことを考えると今から行動を起こさなければならないのに。

 ごみの分別は地区によっても違い、お隣のクイーンズ地区に住むアパートを管理する友人は分別をしないと罰金を取られるので、分別するのは当たり前と言っていました。

 ニューヨーク市のグリーン活動がもっと盛んになるといいです。日々の生活でどれだけ環境保護につながることができているか、もう少し意識してみたいと思います。

写真は各家庭に送られてくるリサイクルや再利用のパンフレット、家から学校までは徒歩で10分くらいなのですが、その途中にある緑。

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www.lowimpactliving.com
www.nyc.gov/nycstuffexchange
www.nyc.gov/recycle


2007年07月25日

“Birdbath, Neighborhood Green Bakery” 環境に優しいパン屋

 今回は環境にやさしいパン屋さんをご紹介します。チェルシー地区にあるホットチョコレートやプレッツエル・クロワッサンで有名な「The City Bakery」 (シティ・ベーカリー)がイーストビレッジ地区とウェストビレッジ地区にエコロジーを意識したベーカリー「Birdbath」をオープンさせました。

 今回はイーストビレッジ店に行ってきました。店内は全て環境に優しい素材で作られています。コルクでできた床、小麦とひまわりの種の殻からできた天井や壁、竹でできたテーブル、テーブルの下の台は、ジーンズの繊維などからできた「Ultra Touch」と呼ばれる自然コットンが使われています。

 お店の裏にはキッチンがあり、風力エネルギーが使われています。またウェストビレッジ店にはキッチンがないため、イーストビレッジ店で焼かれた商品を自転車の人力貨物車を使って運ぶそうです。今回は配送中で見ることができませんでした。

 パンやクッキーなどの素材も全てオーガニック。小麦粉はミシシッピーから、蜂蜜やコーヒーはマンハッタンから2時間離れた所から、ミルクはマンハッタンの北にある農場から仕入れ、砂糖、オート麦、レーズン、チョコレート、くるみも全てオーガニックです。ニューヨークやニューヨーク近郊で作られる物を使っているので「地産地消のパン屋さん」ですね。

 他にもオーガニックコーヒーや紅茶、「麻」の手提げ袋、本や粉などが売られていました。コーヒーカップはとうもろこしからできていて、紙袋はワックスなしペーパーです。

 写真中の店員のトラビスさんは開店当時から働いているそうですが、1年前にオープンしてから彼自身の価値観も変わったそうです。マンハッタンのお隣、ブルックリンに引っ越しをし、ルームメイトと野菜を有機農法で育てているそうです。また店内の素材が全て自然なものなので、健康にもよい職場だからやめらあるれないのかもしれないと言っていました。

 私が買ったのは大好物のオートミール・レーズンクッキーでしたが、お客さんを見ていると、チョコレートクッキーがよく売れていたので、「ずいぶん人気があるのね?」と聞いたら、「食べてみるべき」と焼きたてを渡してくれました。

 トラビスさんと話していると常連さんが「今日は家からスケボーと自転車を交互に使ってきたから半額にしてくれ」と冗談を言いながら入ってきました。スケボーか自転車で来ると25%ディスカウントを受けられます。私も自転車を買うか、スケボーを練習するかしてみようかな・・・・

 オーガニック素材を使ったパン屋さんはニューヨーク市内にもいくつかありますが、Birdbathのように店内のインテリアにもグリーンを取り入れたお店が増えれば嬉しいです。

*写真はお店の様子、トラビスさん、味噌を使ったプラムのタルト、オブジェになっているクッキーなど

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The City Bakery
3 W 18th Street, New York
http://thecitybakery.com/

Birdbath, Neighborhood Green Bakery
223 First Avenue (between 13th & 14th street) New York
http://buildagreenbakery.com/

2008年08月18日

食、健康そして環境について考える

 8月9日の土曜日から5日間に渡り行われた「Rethinking Food, Health, and the Environment: Making Learning Connections(食、健康、環境の繋がりを考え直す)」という学会のお手伝いをしました。

 この学会の目的はカリフォルニア州バークレー市にあるThe Center for Ecoliteracy:CEL(エコリテラシー・センター)とコロンビア大学教育大学院の栄養教育プログラムが共同で学校やコミュニティに所属する教育者、環境活動者、親などを対象にヘルシーな学校給食改革や学校庭園、栄養・食教育のカリキュラムの進め方を指導することで、7月の終わりにカリフォルニア、そして今回はニューヨークで行われました。

 アメリカ中から参加者が集まり、ニューヨーク会場の時にはアメリカを真ん中で割って東側の州から約30名集まりました。またカナダ、ブラジル、イスラエルからの参加者もいました。2名から4名ほどのグループでの参加者が多かったです。ニューヨーク市近郊からの参加者以外はコロンビア大学のゲストハウスに滞在しました。日程は5日間びっちり詰まっていて、朝8時から始まる朝食から5時まで行われるカリキュラムに全員参加しました。

 5日間のスケジュールの午前中はニューヨーク市保健社会福祉省から代表者が学校給食の改善対策についての発表、栄養教育プログラム教授のイザベル先生の栄養教育プログラム開発の研究発表などに当てられました。午後は用意された2つのワークショップ(学校栄養教育、又はカリキュラム(栄養、科学教育のカリキュラムの進め方))の内、興味のある方に参加します。それと同時に2~4人が組んでチームを作り、自分たちで課題(例:環境問題を重視した学校作りや学校庭園構築計画など)を作り、最終日に行われる発表会までチームワークを行います。

 私はカリキュラムのワークショップの手伝いを行いました。このワークショップは以前に私がパートタイムで働いていた時にご紹介した、LiFE(Linking Food and the Environment)プログラム(学内の食と環境センター)から出版された”Growing Foods (小学4~6年生対象:植物、野菜の成長過程を学ぶ),” “Farm to Table(小学5~6年生対象、:農場から食卓にあがるまでの食べ物製造過程などを学ぶ),” and “Choice, Control and Change(小学6年生、中学1~2年生対象:何を、どのように選択し健康な体を作り、また食生活を送るかを学ぶ)” を使いながら参加者(主に先生が多かったです)に教授法を教え、コロンビア大学の栄養教育プログラムの研究結果や経験も伝えながら行われました。やはり5日間という集中講座に出席するだけあり、参加者はとても真剣に取り組んでいました。

 3日目に行われたフィールドトリップではユニオンスクエアで開かれるファーマーズマーケットへ行き、その後はチェルシー地区にある公立校の学校庭園プロジェクトを訪れました。それについては次回ご紹介しますね。

*写真はチームワークやプレゼンテーションの光景


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(壁に3枚ポスターが貼ってあるのですが、テキストの表紙)、

The Center for Food and Environment,
Teachers College Columbia University
http://www.tc.edu/life/index.html
Growing Foodsのテキストはここから購入できます。
http://www.gardeningwithkids.org/11-3300.html
テキストの内容・説明
Growing Foods
http://www.tc.edu/life/growingfoods.html
Farm to Table
http://www.tc.edu/life/farmtotable.html
Choice, Control, and Change
http://www.tc.edu/life/choice.html

屋上スクールガーデンプロジェクト <フィールドトリップ>

 今回は前回の学会(集中講座)の続きをご紹介します。3日目の午前中はフィールドトリップが行われました。最初はユニオンスクエアのファーマーズマーケットへ。ユニオンスクエアのインフォメーションセンターのガイドの人から説明を受け、その後は個人で各店舗めぐり。大都会の真ん中に新鮮な色とりどりの夏野菜が多く並んでいるのを見て、みんな喜んでいました。色や形の違うトマトを購入し、味見をしました。どれもおいしかったです。

 ファーマーズマーケットの一角にスクールバスを逆さにしてできた手作りガーデン”The Who Farm – the white house organic garden project”が開かれていました。スクールバスを逆さにして、トップがガーデンになっていました。

 ファーマーズマーケットの後、チェルシー地区にある公立幼稚園、小学校(PS41)で行われている”Greenroof Environmental Literacy Laboratory (gell) – 屋上グリーン環境教育実験室プロジェクト”を訪問しました。ニューヨーク市のサイエンス教育の一環の屋上のグリーン化プロジェクトでもあり、子供たちに都会の中で植物を育て、環境にやさしい街づくりを提供するため、学んでもらうために作られました。このプロジェクトに参加するのはほとんどボランティアの親たちです。子供たちの未来のため、地球環境を守るために少しでもできることがあればと積極的に活動する姿に感動してしまいました。

 学校の裏庭にある小さな庭園と屋上を見学しました。屋上はまだ何も構築されていなく、これから少しずつ植物を植えていくそうです。温室も建てられるそうです。

 このフィールドトリップはとても好評でした。都会に住んでいても環境にやさしい街づくりは十分可能で、環境教育がとても大事だということを実感しました。半日緑に触れることができて楽しかったです。

*写真はオーガニックファームプロジェクトに使われているスクールバス、色とりどりのトマト、ユニオンスクエアのファーマーズマーケットのガイド、学校の庭園と屋上の様子。

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スクールバス:オーガニックファームプロジェクト
http://www.thewhofarm.org/TheWhoFarm/Home.html
屋上グリーン環境教育実験室
http://www.ps41.org/Media/pdfs/GELL_flyer_v3.0.pdf

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