高たんぱく質ダイエットによる減量効果を検討した論文の紹介文をアップしました。
ただし、今回のものは、糖尿病や高インスリン血症の患者さんの治療です。著者に問い合わせたところ、糖尿病ではない肥満女性での減量効果に関する論文は印刷中とのこと(業界用語で印刷中といえば、査読に通って受理されて、あとは実際に印刷された雑誌が届くのを、あるいは最近ならWebにアップされるのを待っている状態であって、印刷所で刷っている最中という意味ではありません。最悪の場合1年くらい待たされることもあります)。減量効果が高かったという結果が、そちらの報告には書かれているはずです(ダイエット注意報過去記事参照)が、今回のものでは通常たんぱく質ダイエットとの差は現れていません。
期待されたその他の効果もなかったようで、ちょっとがっかりではあります。
さて、次回のダイエット注意報は、今週のニューイングランド医学雑誌に寿命を延ばす効果があるという報告の載った、地中海ダイエットを取り上げます。脂肪エネルギー比率が高めなのと不飽和脂肪酸が多いのが特徴です。文字通り減量効果を狙った研究報告もあり、なかなか面白そうです。
ただし、これはないしょですが、減量効果は通常脂肪エネルギー比ダイエットと変わらなかったようです(^^;)。でも低エネルギーでも脂肪が多い分満腹感が得られて、脱落する人が半数以下だったということで、著者らもこの点を売り物にしています。一度試してみる価値はあるかも。しかも長生きできるというのであれば。