マウスを用いたDuke大学の新しい研究によれば、vitamin B12, folic acid, choline and betaineつまりビタミンB12、葉酸、コリン、ベタインの投与しだいで、胎仔の体毛の色を変えることができるのだそうだ。
これは、食事中の色素がどうこうという問題ではなくて、ビタミンB12などが遺伝子の発現を調節する仕組みにあるようだ。もちろんそういう認識は従来からあり、だからこそ奇形を防ぐために葉酸の摂取が推奨されたり、同じ理由でビタミンAの摂り過ぎが警戒されていたわけだが、赤ちゃんの色が変るという劇的な変化は、単純で視覚に訴えるものがあり、かつ誰にでもできる技術ではない(もちろんこれが論文のポイントだろう)ので、母親の食事が児に与える影響を示したものの古典的な例になる可能性もあるんじゃないだろうか?
まだ論文を見ていないので詳しいことはわからないが、これはぜひ読まなければと、思う。
コメント (2)
これ、トランスジェニックですか。だったらそんな面白くもないけど。
投稿者: khirota | 2003年08月05日 18:32
日時: 2003年08月05日 18:32
トランスジェニックではなくて自然発生のようですね。遺伝子の専門家に聞いたら、黄色くなってしまう変種なので、タイトルは「ママ、黒髪が好きなの」にしたほうがよさげ。
投稿者: khirota | 2003年08月29日 09:48
日時: 2003年08月29日 09:48