アスピリンはドイツの製薬会社バイエルが発明したのだとばかり思っていたが、12日付のYahoo!フランスのニュース(日訳)によれば、ストラスブール生まれの化学者、シャルル・フレデリク・ジェラール(注1)が1853年11月にはじめてアセチルサリチル酸の合成に成功したのだという。
もとは、陣痛を抑えるために処方された白ヤナギの樹皮の鎮痛成分であるサリチル酸が出発点であるという(正確ではないかもしれない、きちんと調べてはいない)。
これを記念して、ルイ・パスツール大学の学長、ベルナール・カリエールが、同学理学部の植物園に、11月12日11時30分に白ヤナギを植える式典があるというのがニュース。
ただ、アスピリンを最初に工業化したのはやはりバイエルで正しく、1899年に、とのこと。
注1:読み方は正確ではないがフランス風にした。ドイツのカールスルーエ工科大学に入学しているし、姓は明らかにドイツのものだが、当時はドーデの『最後の授業』より前の時期でフランス領だったと思われるので。それ以前のだいぶ前、おそらく18世紀に、ゲーテはシュトラスブルク大学に学んだという。ということは、そこはドイツ領だったということ? ストラスブールはとてもきれいな町である。フランス人とドイツ人が領有権を争ったというのもうなずけるような、住んでみたい町のひとつだ。