あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願い申し上げます。
とりあえず、えいよう・こみゅーん。それから『こどものペーじ』(キッズページ)の立ち上げと、今年も企画倒れの企画が満載なんて下らない冗談を言っているうちが花かな。
こどものぺーじは今年こそちゃんと作るつもりです。
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今年もよろしくお願い申し上げます。
とりあえず、えいよう・こみゅーん。それから『こどものペーじ』(キッズページ)の立ち上げと、今年も企画倒れの企画が満載なんて下らない冗談を言っているうちが花かな。
こどものぺーじは今年こそちゃんと作るつもりです。
お正月そうそう、ニューイングランド医学雑誌に面白い論文が載りました。
動脈硬化の原因のひとつに挙げられる炎症反応。それに深く関与するものとして、5-リポキシゲナーゼという酵素があります。アラキドン酸からロイコトリエンを作り出す酵素として有名なものですが、この酵素の遺伝的変異によって、動脈硬化になる危険性が増すというのが、この論文の主旨です。コモン・アリルを欠くという表現が勉強不足でよくわからないのですが(誰かご教示ください)、この変異型酵素を持つヒトは、ロサンジェルスの470人の男女を対象にした結果によると、全体の約6%にも達するそうです。この変異を持つ人は、そうでないヒトに比べて、内皮-中皮の比が有意に高いそうで、炎症反応の血中マーカーであるC反応性たんぱく質の濃度も高いということです。
この研究が面白いのは、単に遺伝的な変異が病気を起こしやすくするということではなくて、食事からアラキドン酸を多く取ることで、明らかに動脈硬化の進行が早まっているようだという発見です。遺伝子と食事というはやりの栄養遺伝子学のひとつの証明ということなわけです。
夏にあったもうひとつのニュース(餌を変えると体毛の色が変わるネズミ)と併せて、今後の栄養学を左右する2003年の重要な成果ではないかと思います。
きっと2004年は「大当たりの年」だぞ、なんてね。でも標本数少ないし、まだまだこれからかも(自宅からでは本文を読めないので、どうやってアラキドン酸の摂取量を推計したのかよくわからないし)。
わたし個人としては、このニュースに反応してしまったのは、ドクター論文がプロスタグランジンと関係していたせいでしょう。プロスタグランジンは最近ではすっかり影が薄くなってしまいましたが、アラキドン酸の重要な代謝産物のひとつです。
結局だれも完全には「客観的」に書けないのだから、今年はいっそ徹底的に個人的にいこうかと、思っていますが、またすぐに変更するかもしれません(所信表明?)。
BBCのニュースやユーレカアラートの記事によれば、黄疸の治療に中国のお茶Yin Zhi Huang (ああっ、漢字がわからない!)が効果があることがわかった。臨床研究雑誌(J.Clin.Invest)の1月2日号の論文だそうだ。いまなら(いまだけ?)全文のPDFファイルが読める。
黄疸の原因は、ヘモグロビンが変性してできる胆汁の成分ビリルビンの代謝が肝臓で正常に行われないで、血液中にあふれてくることにある。論文によれば、Yin Zhi Huangはアジアでは既に黄疸の治療に使われているそうで、肝臓によるビリルビンのクリアランスを促進する効果がある。この論文では、肝臓のレセプターとYin Zhi Huang中の有効成分を特定したということのようだ。
エフェドラの禁止騒ぎでも感じたが、マオウ(エフェドラ)はアジアでは(日本でも)れっきとした薬でもともと勝手に売ることはできなかった。今回のYin Zhi Huangもアジアでは既に治療に使われているという。記事の中には、東洋の神秘に西洋科学のメスが、みたいなことを言っているが、単に頭が固いから薬として認識できないだけじゃないのか。
確かに素晴らしい研究成果なんだけど、ニュースには微妙な視線のズレがあるような気がしてならない。
BBCのニュースによると、最近イギリスでは、幸せになるアイスクリームやストレスを解消するビスケットといった、気持ちよくなれる食品がはやりつつあるのだという。
ちなみに、幸せになるアイスクリームにはメラトニンが配合されているらしい。メラトニンは時差ぼけの解消薬として使われているものだ。また別の会社では、蘭の成分を添加しているという。幸せな気分になり高揚感が得られるというのだが。
癒されたい人が多い昨今、日本でも発売は時間の問題か…
ニューイングランド医学雑誌の新しい論文の日本語要約を掲載しました。
葉酸のサプリメントを飲むと効果があることはわかっていましたが、その理由のひとつを明らかにするものです。ただし、サンプル数が極めて少ないということと、因果関係が逆転しているので、まだまだ研究が必要だと思います。
というのは、複数の調査結果から本当のようですが、その理由はかならずしもあきらかではありません。マーフィーらは小児科学1月号に寄せた論文で、女児は女性であるだけで33%もインスリン抵抗性になりやすいと書いています。それが本当かどうかはわかりませんが、とりあえず、日本語要約をこみゅーんに掲載しました。
ハリウッド・ダイエットの極めつけ、低炭水化物ダイエットに関する系統総覧(システマティック・レビュー)の解説をこみゅーんに掲載しました。題して、「劇的にやせる? 危険なダイエットのわな」
肝心の論文の中身の説明が尻切れトンボなので、追って書き足していく予定です。
無理に今までと違うカラー(文字通り色を変えて)を出そうとしても、もともとの色合いは好きで使っていたのだから、変えたら好きじゃなくなるに決まってる。今までのカラーだって試行錯誤の産物なんだから、そんなに簡単に別のタイプの好きなものが見つかるわけはない。
とりあえず、戦後処理みたいな形で、肥満の文献解説を書いていて、それは今も進行中だけど、今日帰りの電車で、ふいに、「これはちがう…」と思ってしまった。
オレンジペコも、小豆色にクリーム色も、好きなのだけれど。みっちゃん先生も、わたしが見つけてきたのだし。そういう意味ではぜんぜん問題はないけれど、私の好みからいえば、2年前のリンクDEダイエットは、好みそのものだった。今のデザインの、色合いの黒っぽい直前のやつは、妥協の産物だ。青とグレーのNewScientist風がいいというので、それをまねして、なんとなくそんな感じで8ヶ月過ぎた。でも私は虹色の派手な色使いが好きなので、オレンジペコにしてみたけれど、これは全部がオレンジで、ちっとも派手じゃない。
やはり自分で配色するしかない、ということか。
健康栄養学情報探索頁が今残っている中では、いちばん好みを反映しているかもしれない。もう少し濃い目の色のほうがいいが。
なんだか、いままで、他人の意見を聞いてうまくいったのが、栄養研のトップページだけなので(これはプロのSEさんとデザイナーさんが入っている)、他人の意見は信じられないというのが本当だ。私は自分の感覚が偏っているのはよく自覚しているので、他人の意見を聞くのが好きなのだけれど、客観的に見て、他人の意見のほうが偏りがある場合も多いし、コンセプトや内容とは関係なく好みを言う事が多いので、ちぐはぐになってしまうことも多い。それに、アクセス数が目に見えて減ることも多い。
だれかに責任を押し付けるのは潔くないので、結局自分の好みを押し通して、アクセス数もそこそこで推移することになる。
で、今まで書いてきたことと関係ないかもしれないけど、こみゅーんのとりわけまじめな部分は、栄養研の衣をかぶせて、栄養研のメインサイトの一部として公開することになるだろうと、電車の中でふいに気が付いたというわけだ。
今のままのこみゅーんでは、「まじめな」栄養研のまじめなサービスには、やはりなりえない、と。もちろん、こみゅーんは残るだろうけれど。
Q&Aを移し、むく鳥を移し、今度は自己学習を移すということで。もう健康食品ネットとの互換性なんてどうでもよくなってきてしまった。予算がないという実際的な理由もあるんですが。
少し色を変えていますが、表面的なものです。昨年には確かにあったはずのリンクDEダイエットのデータベース全てを横断的に検索できるダイアログボックスがなくなったのに気付いたかもしれませんが、ほとんど機能していなかったので削除しました。
こんなことをしているにもかかわらずアクセス数が増えているのは皮肉ですね。はためには面白いからですかね。管理者自身も面白いです。
標記のとおり、独立行政法人国立健康・栄養研究所が開発中のウェブポータルシステム(インターネットブラウザでアクセスするというほどの意味です)「生活習慣改善のための自己学習システム」のバージョン1.0ベータの外部評価試験を開始します。
広く、一般の栄養士のかたのご意見をうかがいたいと思いますが、最初は栄養指導を業務として今現在行なっている方に限らせていただきます。試用に当たっては同意書などの書類の提出が必要になります。またアンケートにもお答えいただくことになります。
試験運用開始日は未定ですが、もし試用してみたいという希望がございましたら、Subject(題名)を「試用希望」として(カギ括弧は不要)、khirota@nih.go.jpまでメールをください。