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2004年03月 アーカイブ

2004年03月15日

コーヒー

 人生は珈琲。ときにはそれ一杯のもたらすぬくもりの問題だということだってある。というのは、リチャード・ブローティガンという、アメリカの作家の小説の一節だが、一杯だから小説になるのであって、十杯ではしゃれにもならないという気がする。

 糖尿病の予防効果として、確かに多いほうが効果が大きいらしいが、コーヒーには弊害も多いことを忘れてはならない。

 いや、絶対弊害のほうが多そうだ。

 この実験結果について識者のコメントが、でもたくさん飲めということは意味しない、とか、一日一、二杯なら副作用はないだろう、という感じにならざるを得ないのは、その弊害のせいである。

 でも世の中には、このニュースを読んで、今まで我慢してその分日本茶を飲んでいたのを、やめてコーヒーだけにして良いんだと、受け取る人も少なからずおられるようだ。

 ゼッタイにそんなことはありませんから。

2004年03月17日

七里ガ浜高校

 総合的な学習の時間で、一昨年来、年間10組程度の中高生が見学に来る。

 今日は、神奈川県立七里ガ浜高校から男子12名、女子4名が引率の先生と共にやってきた。

 実は、わたしは鎌倉湘南学区の出身であり、実妹が七里ガ浜の一期生なのであるが、だからといっていつもと変わるわけではない。とはいうものの、冬の見学は昨年の11月以来で久しぶりだったこともあり、新鮮な気持ちで所内見学をして回ることができた。説明をしてくれる先生方も、なんとなく気合が入っているようにも感じられた。

 中高生の皆さん。もしうちに見学に来たいと思っているなら、今ごろの時期は意外と穴場かもしれませんよ。

2004年03月18日

モンテーニュの『エセー』

 需要と供給の関係というものが働いているせいかそうでないのか良くわからないのだが、モンテーニュの『エセー』について書かれた本は何冊かあるのに、岩波文庫の『エセー』そのものの訳本はここ数年品切れが続いているのではないだろうか?

 『幕末百話』や『戊辰物語』も良いが、品切れにすべき書物ではないものが他にもたくさんあるのではないか(ないのだ。だって売れないんだから)。

 相対性原理や量子力学の基本論文の注釈付き日本語訳は貴重だが、ブッデンブロークは青春の必読書ではないのだろうか?(ないのだ。誰も読まないんだから)

 最近、オライリーはMac OS XでUNIXを使うための本をいくつか出している。他の出版社からも出ているようだ。Linuxよりも乗換えが容易であるのに、Macであることが災いして、インテル系のユーザーから無視されているのは悲しいことだ。(ではなくて、金銭の授受=不潔という若者らしい感覚に満ち溢れているからか)

 でも最近、OS9(もちろんあのOS9ではない。Macのシステムのバージョン9という意味)から機種交換に伴って、いやいやOS Xに移ってくるMacユーザが増えている。

 多様性は必要だ。そのためにマイクロソフトはアップルに出資する。意味がちょっと違っているが。おやまに登って、ついでに頭に血が上ってしまった人は多いかもしれない。たぶん100%のひとが自分だけは違うと信じていたのではないか。

 もちろん、わたしも自分は違うと信じている。あっ、その前におやまに登ってないや。残念。

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