あとどれくらいでしょう。新モジュールは予想通り遅れています。予想通りなのだから遅れとは言わないかもしれませんが。
この10年近く、いろいろなソフト開発業者のひとたちとお付き合いさせていただきましたが、多くの場合、ウェブは幼稚だと考えているのがわかります。
ソフト開発というのは通常プログラムを組む仕事ですから、プログラムと呼ぶには手軽過ぎるタグはもちろんのこと、PHPですらスクリプトと読んで、プログラムではない(ということはソフトではない)一段下の仕事、したがって(プログラムのプロの自分たちには)容易にこなす事ができるという認識でお話をなさいます。
でも本当の問題は、プログラムのコーディングの難易度とはあまり関係がなさそうです。
つまり、そういう業者さんに、ワープロや表計算ソフトの開発を委託した場合を想定してもらうとわかりやすいと思うのです。
現在残っている主要なワープロ以外にも実の多くのワープロが開発されました。表計算ソフトも少なからず存在しました。それらは、みなマイクロソフトの陰謀で消えてしまったのでしょうか?
理由はそれだけではないと思います。
技術的な難易度はたしかに存在しますが、ワープロのように、誰もがよく知っていると思っているソフトのようなものでは、おそらく技術的な困難は少ないでしょう。
では、ソフト開発業者であれば、だれでも使いやすいワープロを作れるのでしょうか?
そんなわけないのは、昔の様々なワープロ(ソフト)をご存知なら、わかりきったこと。もし、「マイクロソフトのワード」を開発しろと、現物を見せられながら言われたら、できるかもしれませんが、その場合は明らかに亜流として退けられるのを避けられないでしょう。あくまでも誰も見たことがないか、実際には存在しなかったものを作るのでなければ意味がありません。
同じように、どんな業者さんであっても、ひとつとして同じHPを作るわけではないのですから、いつでも、うまくできるかどうかは、神のみぞ知る、です。でも良い方法論を確立しているところは、とうぜん品質も保ちやすいはず。
わたしが関係した中で、唯一合格点を与えられるのは、栄養研の現在のHPのデザイン(情報デザインではなくて、あくまでも見た目のデザイン。階層構造は私のデザインですが、こちらは拙速という言葉が良く似合います。アヰタ!)を担当した業者さんです。Fさんという女性のSEの方が、少なくともウェブを低いもののように話さず、実際にそういうスタンスで取り組んでいただいていると感じました。
残念ながら、この業者さんはHPから撤退してしまいました。まじめにやったら本業を圧迫することに気付いたのだと思います。