メドラインプラスの記事によれば妊娠してもコーヒーの消費を減らせない女性は、アルコール中毒の家族歴とカフェイン依存症を共に持っている傾向があるという。
精神医学の雑誌だから、割り引かないといけないかもしれないけれど。
まず、44人の妊婦を対象にした研究である。わたしが小学生の頃は一クラスが45人だった。あのときはもちろん男女半々だったが、それが全部妊娠している女性だというだけのことだ。いったいどんな風にすれば一般論を引き出せるのだろうか?
コーヒーというか、カフェインには妊娠に悪い影響を及ぼす可能性があると書きながら、妊娠の経過(実際に悪かったのかどうか)については書かれていないようだが、それは当たり前の話で、たった44人の妊婦のデータでは、論文にはなりえないからだ。
でも精神医学ならなるんだよね。実際こうして出版されている。
もちろん、効果を測る時に必要な検体数というのは、効果の大きさによって異なってくる。パワーと呼ばれるものだ。カフェインと妊娠の予後については、この程度の検体数では明らかにパワー不足なのだが、コーヒーの消費量には充分だということなのだろうか?
それともこれは質的研究なので検体数は関係ないのだろうか?
どうしてもカフェインを断ち切れないのは生まれがそうさせるのだとか。やめたいのにやめられないそうだ。それで一日三杯もコーヒーを飲んでしまうという。
論文の要約に、こういう妊婦らは薬物にはまりやすい可能性があるので注意が必要と結論されている。はあ。
出典は『米国精神医学雑誌』。