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2007年02月 アーカイブ

2007年02月04日

古代ユダヤ教(承前)



■科学的根拠は実証的根拠か?


 イコールではないというのがEBMの考え方だと思い、最近では科学的根拠という言い方は勤めてしないようにしている。EBMの専門家ははじめから意識的に避けていたようだ。


 私も含めて素人はなんとなく科学的根拠という言葉を使用してきたが、『ネイチャー』や『サイエンス』に掲載される論文が科学の本流だと考えると、その多くがインビトロや動物実験なので、EBMとはあきらかに矛盾が生じてしまう。矛盾に漠然と気付きながらも、それは応用を考えたらヒトにはヒトの研究がより適合しているというに過ぎないと、私は思っていた。


 まさか、ヒトにはヒト以外の研究は適用できるはずがないという意味だとは思わなかったが、実はそのような意味合いであるようだ。そうなると、毒性試験をラットやマウスで行っている研究者はどうなるのだろう? その結果をヒトに適用するお役人たちは?


 毒性試験はヒトでは行えないからしかたないとは誰もが認めるだろうが、そこには動物実験からヒトでの効果を推定することは不可能ではないという前提が存在する。それを認めると、有効性試験も同様な推定ができることを認めないわけにはいかなくなる。


 もちろん有効性試験の場合は、ヒトで行っても道義的な問題は生じない。したがって、それをしないことのほうがかえって道義にもとるということにもなるが、それと動物実験による有効性試験の結果を全否定することはまったく違う。それに、たとえ有効性を調べる場合でも、研究に道義上の問題が生じないわけではない。プラセボ(偽薬)の使用はその一例に過ぎないだろう。


 ポピュレーション戦略とRCTは実は表裏一体のものなのかもしれない、と考え始めたら、実証的根拠に基く医療はなんとなく漠然と従来の医療よりも人間的(患者のことを考えてもらえている)に思える、というのがまったくの夢想であるような気がしてきた。


 なるほど、だからナラエビなのか。


2007年02月21日

リンクDEダイエット本家は移動



 ある出所不明の情報によれば、リンクDEダイエットは、2005年11月から公開を停止している健康栄養学情報探索頁と共に、新しいドメインに移動するらしい。時期は早ければ3月1日とのことで、2月中に現在のリンクDEダイエットは消滅するという。ただし、ディラックの海に飲み込まれる(虚数空間にさまよいこむという意味)わけではないらしい。:-)


 ニュース風に書けばそういうことになるか。


 今後の展開は注目である。もちろん当事者の私は他人事ではない。眠れない夜が続いているのである(^_^;)。


2007年02月25日

情報の持ち合わせが100%以上にならないとき



 情報を媒介するヒトを中心に、インプットとアウトプットの差異をいかに少なくするようにインプットを考えるかというのが中心課題なのではないかと以前に書いた(と思う)。TCA回路(サイクル)が、どうしてTCAなのか、クレブス回路ともクエン酸回路とも呼ばれるのかというような情報が書かれていたり口頭で伝えられれば、TCA回路に関する知識をより豊かなものにしてくれるという仮説である。


 真に新しい情報がなかなか受け入れられないことがあるのは、そのような場合、伝えるべき情報は、送信者本人が持っているものの全てであるから、受信者側には信号の減衰によって100%は伝わりにくいということで、この仮説で説明できる。


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