2000年問題
コンピュータ業界がパニックに陥ったあの大騒ぎ。もうほとんどのヒトが忘れてしまったのではないだろうか?
さて、2000年問題は本当に存在したのだろうか?
1.存在した。
2.存在しなかった。
もし、a. 業界が大騒ぎしなかった場合、もし1だったら本当に大変なことになっていたが、もし2だったらだれもなにも気がつかなかった、ことになる。
しかし現実には、b. 業界が大騒ぎしたので、1の事態は回避され、2という結果になった。この攪乱の結果、aだったとしたら、という想定は無意味になった。
さて、1aでは業界は責められる。2aではだれも責められない。1bでは業界は責められるが1aほどではない。現実は、2bであり、業界はほめられた。
となると、業界が立場を有利に保つためには、なにか危険が存在することが確実視される場合には、狼少年かもしれないなどと思わずにとにかく騒ぎ立てて、徹底的にやるのがいいということになる。そうすればうまくいけばほめられて、最悪の場合責められるとしても、それは何もしなかった場合よりは軽いものになる。もちろん細かい部分ではいろいろあるだろうが、大筋としてはそういうことになるだろう。
必死になるのはあたりまえといえばあたりまえなのである。
ただのたとえ話だが。