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2011年04月 アーカイブ

2011年04月04日

ニュースソースのリストについて



 ずっと選んだニュースだけを公開してきたわけですが、サイトの深部に注意深く潜っていけば毎日自動的にとってきている全てのニュースも(実際には)公開されているのがわかります。


 ただ、昨年8月のサイト改訂以降はその限りではありませんがお気に入りにしまってあれば今でもアクセス可能です。このニュースソースのリスト(正確に言えばニュースソースからとってきて日本語機械翻訳をつけた全ニュースのリスト)には、毎日100件程度の新着ニュースが登録され、そこからさらに絞り込んだ10-20件に論文要旨のリンクと日本が解説を付けて広く一般公開してきたわけです。


例えば今日のソース(日本語訳はなし)


 このリストは、日本語が機械翻訳でかなりおかしいものなので、今まであまり積極的には公開してきませんでしたが、もし人手によって日本語タイトルさえ修正すれば、それなりに有用かもしれませんので、今回の改訂作業ではその部分も検討したいと思っています。


 ただ、100件分のニュースタイトルを意味の通る日本語に直すというのは、つまり100行ある英文を日本語に直すのと同じことで、しかも通常は数行まとめて意味的にはひとつのことを言っているのが、100行全てが互いに関連のない、しかもひねりの入った英語ですから、訳すのにどれくらいの時間が必要か見当もつきません(だから今まで公開しなかった)。


 やはり公開するにしても従来通り機械翻訳のままになるかもしれません。


リンクDEダイエット新編集方針



こんにちは、栄養情報技術研究室の廣田と申します。


2011年4月1日から部署名が変わったのに伴い、リンクDEダイエットも少しずつ変えていこうと考えています。


手始めに、メインのコンテンツであるニュースの体裁を以下のように少し変更したいと考えています。


  • 1日1-3件のニュースについて長文の解説(記事要約+α)を付ける

  • それ以外はごく短い解説または解説なしを基本とする。現在は短い解説つきのものはメーリングリストで限定公開中だが、解説なしのニュースも一般公開するかどうかは未定

  • 解説は栄養系初年度生(ということは普通高校卒業程度)にわかるような平易なものを心がける。必要に応じて注釈を付ける

  • 過去の関連ニュースのリストを付ける


みなさまからのご意見ご要望もお待ちしています。


2011年04月12日

政治と行政と研究者



ミシェル・ド・モンテーニュが、ボルドー市長を2年勤めたとか、パリに出仕したとかいうようなことの例は枚挙に暇がないの典型的な例であって、研究所でも災害対策を放り出してもしなければいけない仕事をしている人とか、災害対策のために3週間徹夜の連続でしかも先週は災害地を訪問していたというツワモノもいる。


日露戦争だったか日清戦争だったかは忘れたが、戦勝気分に湧きかえる街の提灯行列を見て、「これなに?」と言った研究者(名前は忘れた)は現代にまで語り継がれる世間知らずの代名詞的存在になったが、では世間的にどちらが研究者にみえるかといえば、個人的には後者である。


前から何度も繰り返していることではあるが、もし前者であるならば、モンテーニュ殿とおなじくらいでいいから(^_^);、なにか教えてほしいということです。


もちろん皮肉ですよ。


2011年04月15日

まわりくどいかな



なぜまわりくどいのかを考える。


いつもまわりくどいのか? ときどきまわりくどいのか?


比較的わかりやすい文章が、時に晦渋になるとき、なにが書き手に起きたのか?


文章は、どんな言語で書かれたものであっても、常に一意に意味が定まるものもあれば、そうでないものもある。言語の性質として、終わらない、延々と続くような文章が可能な場合(たいてい可能である)には、実際どうとでもとれるような曖昧な文章を作るのは容易なことである。


問題なのは、意識的でなく曖昧な文章になる場合だが、たいてい書き手がそれと意識しないか意識しても下手をとられたくなくて否定するので、わけがわからない。


もっとも、意識的であればあるで、はっきりとは(意識的に)答えないので、やっぱりわけがわからなくなるわけである。


意味不明の音声を喚き散らすよりはましかもしれない? ひょっとしたらもっと性質が悪いかも。どちらともいえない。


2011年04月19日

チョンチョン戦略



チョンチョン戦略という言葉で使われているNudgeというのは、肘で突いて注意を促す(例えば、誰かの悪口を言っている相手に、その悪口の本人が向こうから歩いてくるのに気付いた私が、チョンチョンするわけである)。


英語では、「ナッジ、ナッジ、ウィンク、ウィンク」という言い方が慣用句としてあるようで、日本語にすれば、「肘突き、肘突き、目配せ、目配せ」とか「チョン、チョン、パチ、パチ」、もっと意訳するなら、「おいおい、やべえぞ」という感じだろうか。ただし、さっきググって適当に作ったのであまり信用なさらぬがよろしかろう。


これがなんで「チョンチョン」になるのか、というのは当然わいてくる疑問であろう。


確かに肘突きは、擬音にすればチョンチョンかもしれないとはいえ、「ちょっ、ちょっ」とかでもいいわけだ。でもここはチョンチョンでなければならない、というのがオヤジ世代の感性なのである。


と、私にしてはずいぶん引っ張ってみたが、こんなことをしてなにか意味があるのだろうか。多分ほとんどないのではないだろうか。


この「チョンチョン」は、70年代にBBCで放送され、日本でも東京12チャンネルでタモリのオマケつきで放送された『モンティパイソン』のスケッチのひとつで、エリック・アイドルが「ナッジ・ナッジ」と言いまくるときの日本語訳だったのである。「ナッジ、ナッジ、ウィンク、ウィンク」というのは性的なほのめかしに使われることもあるようで、スケッチの中では、紳士と思しき人々にむかって(というか向かわないで斜め後ろから)「チョンチョン」といいまくるのである。


実は、最初「ツンツン」と訳して書いていたのだが、さっき「チョンチョン」だったことを思い出して記事も含めて書きなおした。ググってみるとツンツンもあり、よくわからないが、記憶とニコニコ動画を信頼することにした。 


2011年04月20日

アウトサイダー



とか局外者などと云えば聞こえはいいが、要するに素人のことである。


だれでもある分野の玄人であると同時に別の分野の素人であるのだが、ノーベル賞物理学賞受賞者が平和宣言の起草者として適格とみなされるように、一芸に秀でたものは全てに優れるという一般的な認識が存在する。


しかし、それは素粒子物理のような専門家でもわかりにくい分野に新しい寄与をするような才能の持ち主なら、真剣に取り組むべき別の分野においても同様の能力を発揮して、それなりの寄与をしてくれるという、ある程度は大衆の思い込みに過ぎないとはいえ、それなりにありそうな連関が想定されていればこそである。


現実には、素人にもさまざまレベルの素人が存在するように、玄人にもまたさまざまなレベルの玄人が存在する。もちろん、玄人のレベルのばらつきは素人の場合ほどではないだろうと考えるのは妥当なように思えるとしても。


それは妥当に思えるとしても、ではその低いレベルの玄人が、まったく素人である分野でどれほどの卓越性を発揮できるのかというのが問題である。


大学は4年大学院修士は2年あり合計で6年。一応専門家と呼ばれるレベルになる。これはそればかりに専念している場合ではあるが、6年という長さは、たとえ片手間であってもそれなりに知識を身に付けるには充分な長さであろう。


喩え話ではなく、1993年に研究所に来てから、1995年にホームページを立ち上げるまで、わたし自身が、その素人からぎりぎり玄人になるまでの修養期間にあったのだから。


わたし自身が(たぶん)永遠に疫学のアウトサイダーであるように、コンピュータのアウトサイダーである人物にはたくさん会ってきた。アウトサイダーかどうかは、別にそのヒトが「ああここはいいにおいがする」(ヘッセ)などといわなくても、すぐにわかるように思う。


偏見かもしれないが、「ピーディーエフ」と言った瞬間に。


説明はいずれまた。告げ口しないように。


2011年04月22日

PDFだけではダメなんだ



いまさら言うまでもないことだが、お役所に言ってもらえると助かるということはある。お役所の言うことしか聞かない人も存在するからだ。


携帯電話ではPDFが読めないとか、わかりきったことではあっても、既成の枠組みでPDFが良いと思い込んでしまった場合(事務系に多いような気がする)に、多少の意識改革はできるかもしれない。


http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/joho/other/2011/0330/fileformat.pdf


でも、都合の悪いことはなかったことにするのが日本の伝統だから、今回もまったくなかったことにするのは目に見えている。


そこから次の一手を打つときの技の冴えにこそ注目すべきなのだ。いや、本末転倒なのはわかっているけれど、この難局をどう覆すか、それは実際とても興味深いことなんだから。絶対に面白い次の一手を思いつくに決まってる。


センセイ、ここは是非ガツンと一発やってくださいよ。本気で期待してます。


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